編集部山口 | シンガポールのニュースをナナメ読み Vol.05

シンガポールをもっと身近に!
旬のニュースからシンガポールが見えてくる!

今回は、センバワン温泉公園をはじめとした北部地域再開発のニュース。

のどかな場所だと思っていたら、次に行ったときにはすっかり変わっていた。
そんなギャップも、シンガポールらしさのひとつかもしれません。

シンガポール北部地域の再開発計画の発表

シンガポール北部の新たな開発計画

2025年8月31日、オン保健相は、シンガポール都市再開発庁(URA)が発表した「ドラフトマスタープラン2025」の中で、北部地域に関する注目の再開発計画を紹介した。

【センバワン温泉公園が拡張予定】

ノースサウスコリドー高速道路の整備により、現行道路の一部を活用しセンバワン温泉公園を拡張。

車道が高架に移されることで、より広く快適な温泉公園として整備される見込みだ。

【旧ロイヤル・マラヤ海軍基地の管理棟が地域拠点に】

ウッドランズ・ノースコースト統合開発の一環として、歴史ある管理棟周辺が再開発され、スポーツ・医療・飲食・コミュニティ施設などを備えたコミュニティハブが誕生予定。

オン保健相よれば、将来的にこの地域が「ノースコースト・レジャーパーク」として親しまれるようになることが期待される。

【他にも歴史的建築物の保存を検討中】

URAは以下のような建物の保存も提案している:

・ジュロン・ヒル・タワー(西部、ジュロンヒルパーク内の展望台)

・ダコタ・クレセントのHDB(シンガポール最古のHDB、建てられた当時はHDBではなくSIT)

・ブキティマ、ターフシティの南北グランドスタンド(旧ブキティマ競馬場)

・シンガポール・バドミントン・スタジアム(1952年に建てられたバドミントン競技場)

・旧パシルパンジャン英語学校(1933に設立された、パシル・パンジャン地区で最も初期の政府系英語学校の一つ)

参照: Mothership

(翻訳・要約 山口)

センバワン温泉公園が2020年に続いて再びのリニューアルへ!

北部のセンバワンといえば、シンガポール本島内唯一の天然温泉が湧き出ている地域。(もう一つ、離島のテコン島(Pulau Tekong)にも温泉があります。)

センバワン温泉は1909年に発見され、その後実業家やシンガポール国防省などの所有を経て、2002年に一般向けに温泉の井戸が開放されました。
第二世界大戦中には、日本軍が温泉として整備して使っていたという記録もある歴史ある温泉です。

Wikipedia

開放当時は、本当に何もない薮に囲まれた小さな広場に温泉が汲める蛇口がついているだけで、地元の人が健康のために汲みに来る、そんな素朴な場所でした。

その後2018年に最初のリニューアルが開始され、2020年に「センバワン温泉公園」になります。

このセンバワン温泉公園に行ったことのある方も多いのではないでしょうか。
3層からなる温泉のプールで足湯ができ、70℃の源泉が出る蛇口では温泉卵が作れるようになっていますね。

現在の形でも、かつての「本当にただの水汲み場」だった頃の雰囲気を知っている人からすると、かなり綺麗に整備されています。

ですが、公園に行くにはタクシーか路線バスに長時間揺られ、周りはほとんど何もないので、「ここだけを目当てに行くのはちょっと…」という場所でもありました。

公園内にレストランが1つありますが、ボタニックガーデンやイーストコースト・パークなどと比べると、子どもと一緒に行って楽しむという感じではありませんでした。

でも今回の再開発で、そんなセンバワン温泉公園も、もっと訪れやすくなるかもしれません。
整備が進めば、「郊外の穴場スポット」として新たな魅力が生まれそうですね。

Sembawang Hot Spring Park(センバワン温泉公園)

住所:505 Sembawang Rd, Singapore 757708
開園時間:7:00-19:00
https://www.nparks.gov.sg/visit/parks/park-detail/sembawang-hot-spring-park

前回の記事はこちらから

この記事を書いた人 | マンゴスティン編集部・山口

シンガポールに8年居住後、マンゴスティン倶楽部で編集を担当。国際結婚やローカルな生活の経験を活かし、翻訳やライティングも行っています。現地で生活した視点から、シンガポールのニュースを読み解いていきたいと思います。

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