ITサポートのプロ集団、Kawatec(カワテック)によるコラム。今回は、シンガポールにおける倉庫全体をカバーするWi-Fiネットワークの導入についてご紹介します。
※前回までのトピックはコチラ
今回はシンガポールで倉庫にWi-Fiネットワークを導入する際に発生する作業に関して、実際の例を挙げながら紹介いたします。
全体の流れ
- 1. 要件定義
2. 無線アクセスポイントの設定
3. ケーブル配線
4. 無線アクセスポイントの取り付け
5. 動作テスト
それぞれの作業内容に関して説明いたします。
要件定義まずは現状把握のため、導入先の倉庫の大きさや作りを確認いたします。倉庫は広いため、複数の無線アクセスポイントを設置し、それぞれがカバーし合う形で大きなWi-Fiネットワークを構築します。導入する無線アクセスポイントの選定に重要な要素として主に、Wi-Fiの使用範囲、対応無線規格、同時接続端末数、設置場所(インドア・アウトドア)が挙げられます。
参考までに、細かい無線アクセスポイントの仕様に関しては→https://kawatec.com/h_blog/04032021/をご覧ください。
無線アクセスポイントの設定
無線アクセスポイントの設定では、Wi-FiのSSID(表示名)とパスワード、接続暗号化方式を選びます。必要であればゲスト用のWi-Fiを設定します。最近の無線アクセスポイントの多くは、同じネットワークに接続するだけで機器同士が勝手に連携を行ってくれるため、難しい設定は必要ありません。
ケーブル配線・無線アクセスポイントの取り付け
まずは無線アクセスポイントで使用するLANケーブルの配線を行います。高所の作業が必要な際はリフトを使用します。
取り付けたケーブルにWi-Fiアクセスポイントを取り付けます。
最後に倉庫内全体のWi-Fi電波強度・接続テストに問題がないことを確認し、完了になります。
Wi-Fiアクセスポイント設置作業はカワテックにお任せ!
KawatecはシンガポールでWi-Fiアクセスポイント設置作業をお手伝いさせていただいております。ご質問等なんでもお気軽にお問い合わせくださいませ。日本人スタッフが対応させていただきます。ご相談・お見積りは無料にて承っております。
KawatecでのWi-Fiアクセスポイント設置作業のプロジェクト事例
Wi-Fiアクセスポイント設置作業のプロジェクト事例はコチラ
Kawatec Pte. Ltd.
2007年に設立したITサポートのプロ集団。日本を離れ、シンガポールに進出した法人様が安心して業務に打ち込める環境をサポートしたい想いで、親身なITサポートサービスを続けてきました。パソコンの導入・修理・サポート、サーバー、ネットワーク構築、LAN構築から電話回線引き込みまで、業務に欠かせないオフィスのIT環境のすべてにワンストップで対応します。