起業・副業で多数の実績を持つSlinky社のコンサルタント、田中大輔による連載コラム。シンガポールで起業を考えている方だけでなく、海外での起業・副業を考えているすべての人に必読の教科書です!
■海外在住のメリットを生かして継続して結果を出すには?
明けましておめでとうございます。今年も副業・起業に役立つ情報満載でお届けしていきますので、よろしくお願いします!
このコラムも今回で4回目を迎えました(前回はコチラ)。
おかげさまで、シンガポール以外の国にお住まいの方からも「海外在住の地の利を生かして、何かビジネスを始めてみたい」というようなお問い合わせを、たくさん頂くようになってきました。ありがとうございます!
✔ 海外に住んでいても副業はできるんですか?
✔ 副業をしているのですが、伸び悩んでいます…。
✔ 自分だけで働くのではなく、組織化はどうすれば良いですか?
海外在住だと情報も限られているので、このあたりは皆さんも気になりますよね?
しかし、海外在住だからこそ得られるメリットがあり、安定的に結果を出すためのポイントがあるんです!
今回はシンガポール在住で、島内で外注の仕組み化を構築し、売上、利益を拡大中の実践者の秘訣を大公開しちゃいます!
ケース4:「シンガポール国内で外注化を構築、1日1.5時間で月利30万円を継続中!」桐島聡さん(仮名)の場合
桐島さんはもともと本業を持っていて、複数の事業を起業し立ち上げていきたいと考えていました。少額ではじめられて、時流に流されずにベースとすることができて、かつ自分を成長させるビジネスを探していたところ、Slinkyで学ぶ事業内容は、決してなくならないビジネスであり、敗者復活も許され、マーケティングも学べる点が気に入って、入会を決めました。
桐島さん:シンガポールからの参加ということで、日本にいる講師と直接会うのが難しいというディスアドバンテージはありますが、基本はオンラインでの指導ですし、海外居住者専用チャットやシンガポール受講生同士の集いもあり、先輩や後輩受講者さんと知り合い、その仲間の間で海外特有の問題などに関する助言も共有できたりもします。
今では海外受講生仲間から共同起業のパートナーも見つかり、受講生同士の非常に強い絆を感じています。
海外在住だからこそ得られるメリット、それは濃いつながりや海外展開も想定できる広い知識を習得できるネットワーク。
これを最大限に生かして進めていた桐島さん。しかし新たな壁が…
■ 講師の指導に沿わず、ビジネス全体の成績が落ちた
実際に始めたものの、講師の指導に沿わずに独自に進めた結果、成績が全体にダウン。ある程度順調に進めている頃に、よくある落とし穴です。
✔ 成績が落ちたのは自分の独断があったせい…でも誰に相談すれば?
さて、桐島さんはここでどのようなアクションをしたでしょう?
■ 講師へアドバイスをお願い
自分の判断で講師の指導に沿わなかった結果ではあったものの、やはり頼りたいのも講師。勇気を出して「どうしたら良いですか?」とアドバイスをもらいにいったことがあります。そうしたら親身にアドバイスをくれるだけでなく、複数人の講師が集まって私の抱える問題について、真剣にディスカッションしてくださったんです!この真剣さには心を打たれました。そして実際にその中で出た解決策に従って行動したところ、ものの1ヵ月で売上は回復していきました。
このように即効性のあるアドバイスをくれることはもちろんですが、受講者に真剣に向き合ってくれる姿勢が印象的でした。ちゃんと、受講者が継続的に結果を出すためのプロセスまで考えてくれたんです。
わたしは複数事業展開を考えていましたので、自分がこのビジネスで稼ぐポイントを習得したら、外注化を念頭においていました。外注先には日本語能力が必要になりますので、シンガポール人の旦那様を持つ、日本人の奥様を中心に募集をかけて、今は3名の優秀な方を外注先として協力してもらう体制を構築できました。
今後は外部委託箇所をさらに増やして、自分はこのビジネスは監督だけに徹しつつ、安定した月利50万円以上を次の目標にしています。また、このビジネスで得たノウハウを活用して、他事業の展開もしていきたいと考えています。
【田中コンサルの目👀】「外注化」を最初から視野に入れた仕組みづくり
桐島さんが、1日1.5時間で月利30万円を継続という、安定的に結果を出せる体制が作れた理由は何でしょうか?まず入会当初から「本業以外にも、副業からはじめて複数の事業を立ち上げていきたい」という目的がはっきりとされていましたね。僕らが提唱している「1人ビジネスの自営業者から、自分の時間をしっかり持てる幸せな経営者を目指す」という考え方にすごく共感して頂いて、シンガポールでの入会前説明会の会場では、すごく盛り上がって、最後まで残られて、お話しさせていただいたのを覚えています。
なので、まずはご自身でもひと通り利益を出せるポイントを理解された時点から、外注仕組み化の構築にもしっかりと取り組まれていきました。
安定的に結果を出すためのポイント、それはこの外注の仕組み化の構築なんです。
副業・起業を大きく成功させるには、自分1人ですべて行うのには限界があります。成果を出すには、その体制づくりとして組織を作ること、そしてそのためには「外注化」が欠かせません。実は「何をするか」よりも、「どうやるか」がとても大切です。
■海外在住だからこそできることがある!
桐島さんはシンガポール在住ですので、外注化するための提携先や人材確保をする手段も、日本と違って限られています。しかし、その中でも費用をかけずにいかに集められるか、楽しみながら実現されました。シンガポール人と結婚された奥様を対象に募集をかけるなどして、うまく人材確保を行うことで、シンガポール島内でも問題なく進められています。さらにこれにとどまらず、現在は実際に複数事業の立ち上げに向けて、島内での別事業の立ち上げをリサーチされています。
海外在住だからこそ得られるメリットを生かし、安定的に結果を出すためのポイントを押さえていた桐島さん。
彼なら間違いなく成功されると思います。また、こちらのコラムでもご紹介させていただきますね。お楽しみに(笑)!
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次回はどんな先輩受講生が登場するでしょう…? お楽しみに!
田中大輔(たなかだいすけ)
SLINKY PTE. LTD. 代表取締役
年間180件以上の起業・副業相談をこなす現役コンサルタント。東証一部上場企業の商社部門において、10年以上にわたり、東南アジア、中国、インドでの新規事業を立ち上げ。手腕を買われ、初代シンガポール支店長として赴任、その間も副業を多数経験し収益を上げる。
44歳でシンガポールで独立起業。副業から起業へつなげるノウハウを教える学校、英会話等の講座を運営する傍ら、日系企業の海外進出サポートなども手がけ、年商5億円規模に成長。現在は時間的に自由な働き方で、十分な収入を手に入れる生活を実現。家族との時間を大切にし、娘たちの教育にも関わっている。さらなる目的達成に向け、自身の新規事業も積極展開中。