海と緑の両方楽しめ、デッキが歩きやすいおススメ公園
シンガポールのサウスエリアは、Cityから少し離れているものの、高層ビルが少なく海が近いので開放感たっぷり。中でもLabrador自然保護区は海も楽しめ、ウッドデッキを歩きながら緑も楽しめる、おススメの公園です。ピクニックや子供連れも多く見かけ、孔雀やリスの動物にも会えますよ。
この日は午前中に公園をゆっくり歩き、暑くなったところで2駅先のハーバーフロントにて、クールダウンできるグルメをいただきます。
ラブラドール自然保護区はどこにあるの?
今回行ったLabrador自然保護区は、地図のグリーンの部分、マウントフェイバーパーク、テロックブランガーヒルパーク、ケントリッジパークも含まれる広大なエリア。今回は海沿いの公園へ。この場所へのアクセスはLabrador Park駅が最寄ですが、行きはバスと徒歩で。
下の地図でいうと左回りに海沿いを行きます。途中のPort Road沿いは、うっそうと茂った木々に沿って車道横を行く、やや細いルートでした。
海が見えるところまで来たとき、駐車場付近で人だかりが。前には孔雀さんが!シンガポールって、大型の野生の鳥をよく見かけますね。早速撮影。前からだけでなく、横から、後ろからも。羽を大きく広げるために後ろの部分も支えているみたいで、意外に大変なことなのかも?
孔雀さんのお出迎え後、海沿いを歩きます。盛り上がった緑の山を見ると、逗子や江の島あたりをちょっと思い出します。
遊具のすぐ近くにある、マシンガン・ポストはかつての銃撃戦用だそう。このほかにも砲台跡などの植民地時代の遺産や戦争の足跡がわかるものが、シンガポールでは身近に置かれています。
そして遠くにはお決まりの、コンテナ船。この日は天気はよかった。
赤い構造物は、ラブラドールレッドビーコンと言われる灯台。
また、この公園では岩の露出があちこちに見られました。下はマレー語で「バトゥベルラヤール」→「セーリングロック」として知られる岩だらけの花崗岩(当時の様子、今はレプリカのみ)です。当時この界隈を行き来する船の船員さんの目印になったようです。岩の露出といえば、台湾にもYehliu Geopark=野柳公園がありますね。
さらに進むと、今度は緑の多いエリアに出ます。写真の真ん中は座れるようになっている木の椅子(実は座るとやや斜め)。
なんだか構図が絵画的だと思いませんか?ここで一休み。さまざまな鳥の声が聞こえて風も抜け、心地よいです。周りにはピクニックに来ている家族連れもあちこちに。みんなお決まりの場所があるみたいでした。天気の良い日は、やっぱり気分も晴れますね(暑いけど)。
この先で道が分岐して、引き続き海沿いを行くか、内陸に戻る緑の多い道か選べます。時間や体調で選ぶとよさそうです。今回は戻りのデッキのルートを利用。道は広くはないですが、公園がとにかく大きいので週末でも人もそれほど多くなく、涼しいです。
途中、手すりを駆け抜けるリスの集団に遭遇。疾走感がすごい!
頭が茶色で体がウグイス色の野鳥もいました(名称不明…)。写真中央、つぶらな瞳のかわいい小鳥。見えるかな?うーん、だいぶ小さいな…。
ここまでくると、もうLabrador Park駅。ここでもう1回地図をチェック。今回のコースと逆回り、駅からBukit CherminBoardwalkへデッキのお散歩メインで行ってもよさそうです。
ここで散歩は終了。だいぶ暑い時間になりました。MRTに乗ってハーバーフロントへ移動します。
ハーバーフロントの大型ショッピングモールのVivo Cityなら、とにかくたくさんの食事の選択肢があります。クールダウンできるメニューをご紹介。
1つ目、さまざまなローカル料理や冷たいものを手軽に食べるなら、地下2階のPenang Cultureが便利。このレストランは、ペナンの屋台料理をメインに、麺もの、ロジャク、アッサムラクサ、バーベキューシーフードまでさまざまなメニューがあり、お客さんはローカルの人が多いです。普段なかなか食べられないものにトライするのにもいいですよ。暑い日はアイスカチャンなら速攻冷えます!
フローラルな香りのシロップが鼻に抜けます。中にはカラフルなゼリーが!体が冷えすぎないよう、温かいKopiと一緒に頂きました。
食事なら、スタッフKMおススメのアッサムラクサ!
シンガポールでラクサといえば、ココナッツミルクの入ったラクサが主流ですが、アッサムラクサは魚から取った出汁に、ほぐした魚も入ったスープ麺。スープには唐辛子の辛味とエビのペーストが入っており、独特の味。ココナッツラクサを想像していたら全く違うお味なのにびっくりしますよ!
1度食べると、病みつきになるこのアッサムラクサは、マレーシア・ペナン島の名物料理。最近ではシンガポールでも多くの場所で食べられるようになりました。このPenang Culture なら島内に5店舗あるので試しやすいですよ。
ところ変わって、あるいは、お酒で暑さをしのぐならやっぱりビール!Brotzeit German Bier Bar & Restaurantがおススメ。
ハッピーアワーや時期ごとさまざまなフェアをやっているので、要チェック。10月ならオクトーバーフェストのスペシャルメニューが◎。外の眺めの良い席もありますよ。
ボリュームたっぷりのソーセージ、ポテトなどと一緒に、軽い口当たりのErdingerを流し込めば、ご機嫌になること間違いなし!Erdingerはビール大国ドイツで1886年創業の老舗ビールメーカーだそうです。
カウンターに並ぶビアマグも風情があっていいですよ。夜に来てもよいと思います。
いかがでしたか?
シンガポールで、散歩とグルメの旅はまだまだ続きます!次回もご期待ください!
マンゴ編集部
誌面制作でのこぼれ話や、誌面未公開情報、編集部が独自に入手したお得情報などを更新します!皆さんのシンガポール生活の心強い味方であり、毎日のささやかな楽しみになることを願って。Thank you lah~!!