初の子連れ海外旅行のお役立ちエピソード
前号でご紹介した3・4歳児を連れたシンガポールから海外旅行で、「予想外だったこと」や「役立ったもの」をご紹介します。
行きの飛行機での出来事。後30分ほどで着陸という時、長男が機内の気圧変化で「耳が痛い」と訴えてきました。大人だったらできる「あくびをする」「唾を飲む」など対処法は、鼻のかみかたもわからない幼児にそれをやらせることは困難でした。結果的にホテルまでの移動も含めて、約2時間近くの間ずっとグッタリした状態が続いてしまいました。
帰りの飛行機では、唾が飲み込めるよう飴やグミを食べさせ、頻繁に水を飲ませるようにして備えたことで事なきを得ました。
ホテルで気にしたのは、睡眠中の子どもたちのベッドからの落下対策でした。彼らの寝相は縦横無尽で、ベッドからの落下も容易です。
そこにきて、ベッドは高く、床は硬いのが海外ホテルの“あるある”。在庫があればベッドガードを貸りることもできますが、無ければ工夫が必要です。
ベッドの周りに、スーツケースや、膨らませた浮き輪、多めにもらったバスタオルを置いてそれに備えました。
実際に、深夜に「ドサッ」という音で目が覚めると、子どもがベッドから落下した様子でしたが、スーツケースの上だったおかげで泣くこともなくそのまま一人でベッドに這い上がって寝たのを確かめ、僕は眠気まなこにガッツポーズをしました。
※画像は著者撮影
Official Blogger 福島裕樹
2020年12月に妻の海外赴任を機に、会社員を辞め、2歳と3歳の年子男児を連れて来星。子どもたちが異国の言葉や文化をどんな風に理解していくのか楽しみです。好きな言葉は「今日という日は、残りの人生の最初の日である」。ここでのワクワクする日々の出会いや、チャレンジ、気付いたことなどを少しずつお届けしていければと思います。 誌面&WEBでコラム「パパと息子のシンガポール絵日記」連載中!併せて、@hiroki_fukushima81(個人インスタ)や https://anchor.fm/fukkusencyo (ポッドキャスト)もチェックを