子育て主夫のシンガポール滞在記 vol.8

2021 9/16

2021年9月16日

日頃、さっぱりヘルシー系の食べ物を好んで食べている僕と妻。

家庭でも豚肉、鶏肉、魚のタンパク質系は食べますが、フライパンで調理できるものに限られています。

そんな僕が時々、無性に欲してしまうのが、香ばし〜く焼き上げたグリル系の食べ物です。しかもガッツリと食べたい。我が家のキッチンにグリルはないので、これは家ではどうしてもできません。BBQという選択肢もありますがそれなりに手間もかかる。

そして我が家は3歳と4歳の2人の子どもがおり、外食といっても彼らの好き嫌いにある程度合わせるので、土日に外食したとしても和食やピザ、パスタなど確実に食べるお店を選んで入るので、結局のところ親の私たちが食べたいものにはアクセスがなかなかできずにいます。

そんな中、気づきました！
そう、現代の我々には平日ランチにデリバリーするという選択肢があるではないかと！！

ということで、この日は妻が在宅ワークの日だったこともあり、昼のランチ用にとデリバリーをしたのがこちらです。

お肉！！海老！！グリルです！！

お肉＆海老は大好き＋グリルも大好き＝グリルドお肉＆海老は、もう大大大好きです！！

さあ、ご覧ください。

く〜〜〜〜〜〜。
・
・
・
・
・

・・・あ、失礼しました。
この写真だけでご飯を茶碗一杯食べられそうだったので、気付いたらお茶碗を出していました・・・

ご紹介が遅れましたが、今回デリバリーしたのはこちら。
シーフード料理の「KIN HOI」から海老とサラダ。「KEMONO」から定番のローストチキンのライスセット。

「KIN HOI」のパッケージはしっかりとした作りでデザインにも高級感がありますね。ワクワクしながらその箱を開けたその瞬間に、香ばしい海老の匂いが漂い、この時点で既にほっぺたが落ちた事は内緒です。

表面になんとも絶妙に程よく付いた焼き色。見た目から香ばしさが伝わるでしょうか。（しかし人はなぜ少し焼き色が付いたものをいっそう美味しく感じてしまうのでしょう。）

専用のソースも２つ添えられています。１つは僕や妻には辛かったので、辛いのが得意ではない人は最初は控えめにつけて食べてみることをお勧めします。しかしご安心ください。もう１つは、フルーティーで甘いソースでした。僕と妻はこの甘めのソースか、家にあった岩塩う少しつけて、海老本来の味をしっかりと楽しみました。

これだけぎっしり海老が入っていて、ランチにはちょっと多かったかなと思っていたのですが、殻から身を取り、目一杯身を頬張る作業を忙しく繰り返していたら、あっという間に平げてしまっていました。

ありがたいのは、その香ばしさで味覚は嬉しいし、身の引き締まったプリップリで歯応えのある海老の身に「しっかり」食べた感があるにも関わらず、非常にさっぱりしているので決して胃袋には重くない。シーフードありがとう。

続いて「KEMONO」のローストチキン。ポップでオシャレなパッケージには「スタイリッシュに獣（ケモノ）食べて」と日本語で記載されています。これはこのお店のコンセプトでしょうか。

ーー肉をしっかり食べたいんです。でもコテコテのBBQまでは服も臭くなっちゃうし、ちょっとやりすぎかな。ほ、程よくカジュアルに、でもしっかり肉を食べたいんです。そんな僕はわがままでしょうか…

…という、僕の抱いていたわがままな気持ちを、ものすごく肯定してくれていると勝手に思って、救われた気持ちになりました。勝手に。

焼き加減はこれまた絶妙で、肉も柔らかくジューシー。シンガポールの代表的料理「チキンライス」のローストチキンは食べ慣れてきましたが、既に味付けされたあの味とは全く違う、これぞTHE鶏肉と言わんばかりに本来の鶏肉の旨味が最も味わえる、シンプルに丁寧にローストされた鶏肉が味わえます。塩加減も程よく、添えられたご飯が鶏肉だけでどんどん進む。２本のチキンをデリバリーしましたが、こちらも海老に続きノンストップで完食してしまいました。

普段そこまで胃袋の大きくない僕達夫婦があれだけの肉と魚介をお腹に入れられたことに驚きましたが、すごいのはそのさっぱり感から、これだけしっかり食べたのに重くないこと。