MENU

子育て主夫のシンガポール滞在記 vol.3

▼英語学校に通って1ヶ月

1月の中旬からシンガポールの英語学校に通っています。場所はタンジョンパガーにある「School of Language International」というところで、以前このマンゴスティンクラブの記事でも紹介されていたスクールです。
詳しくはこちらから

▼学校を選んだポイントは立地・価格・親やすさ

自宅から通いやすいことを第一優先に、いろんな学校を比較し検討しました。その結果、立地に加え価格も手頃だったこと、そしてスタッフのみなさんや先生のとてもフレンドリーな人柄でこちらを選びました。

入居しているビルはタンジョンパガーの駅直結。加えてバス停も隣接しているため、立地は文句なしです。

価格面においては、さまざまな学校を比較した中で、もっとも安価だったと思います。入学後、クラスメート数人と「学校を選んだポイント」について聞いたところ、「良心的な価格」を挙げる方がほとんどでした。価格ってすごく大事ですよね。独自メソッドをもったカリキュラムの学校も多くある中で、「働いてガッツリ収入があるとか、会社が費用負担してくれるのであれば価格を気にする必要もないかもしれないけど、貯金を切り崩して通うので、そこまではお金はかけられない…」といった状況も多いと思います。そんな時に、価格面はとても重要な要素ですよね。

日本人スタッフの方も在籍していらして、入学当時、シンガポールに来て間もなかった私にとって、日本語でコミュニケーションが取れたことも大きな安心材料にもなりました。

ちなみについ先日、同じ集合住宅の敷地内で出会った日本人のママさんが、偶然にもつい最近までこのスクールに通っていたということを知りました。もしかしたら日本人には特に人気なのかな??

 

▼クラスメートの国籍はさまざま

僕のコースのクラスメートは全8名程度で、国籍は様々です。中国、韓国、マレーシア、ロシア、日本などなど。境遇はそれぞれで、就労ビザで既に働いている方もいれば、旦那さんの赴任で来られた方もいるし、僕のように奥さんの海外赴任を機に渡星してきた方も数人います。

そんな中で、いつもランチに誘ってくれる2人の男性にインタビューをしてみました!お2人とも僕と同じくいわゆる駐在夫ですが、お話を伺って見るとそれぞれ全く違うので面白いですね。

 

▼クラスメートにインタビュー

1人目は、2020年10月にシンガポールに引っ越してきたドイツ人男性で名前はDoan Manh Trung(チュン)さん。ベトナムで生まれ、子どもの頃に家族でドイツに移住したそうです。

”なぜシンガポールに?お仕事は?”
シンガポールに来たきっかけは、奥さんの海外赴任。
彼は建設会社の建築家として働いていて、シンガポールに引っ越してきた現在でも、会社とリモートで仕事をしています。午前中の英語の授業が終わって僕達とランチを済ませた彼は、そこから自宅に帰って毎日仕事に励んでいます。
国が変わっても、元の仕事をそのまま継続できるのは、今っぽいスタイルですよね。

 

”英語を使えるようになったらどうしたい?”
グローバルな仕事に取り組みたいとのこと。
僕の興味のある分野の一つは”持続可能性”で、これからもっと木を使った建物を作ってみたいんだ。そういう仕事をするには、視野ももっとグローバルにする必要があると思ってるんだよ。
住居についても、例えば妻のシンガポールの駐在任期が終わったら、ドイツに帰国するのではなくまた他の国に住んでみたいな。いろんな文化に興味があるんだよね。英語を使ってどこでも仕事ができるようになれば、それもできる気がしてるよ。

—–

2人目は、こちらも2020年10月にシンガポールに引っ越してきた日本人の男性のシンペイさん。

”なぜシンガポールに?お仕事は?”
きっかけは、こちらも奥さんの海外赴任がきっかけ。
僕の場合は週3日のコースですが、シンペイさんと前述のチュンさんは週5日のコースで、1週間みっちり埋めています。授業は午前中で終わるのですが、シンペイさんはシンペイさんはランチを食べてからまた学校に戻って、自習室で復習や予習に励んでいます。すごく勉強熱心で尊敬しているのですが、彼のシンガポールに来た背景を伺って、すごく納得しました。

奥さんの海外赴任が決まったのは、2020年の2月で、なんとご結婚を決めた翌月のこと。彼は東京で医療機器のメーカーに勤務されていて、奥さんの海外赴任の突然の知らせを受けて、急遽会社に休職を直談判しました。今でこそ会社によっては配偶者の海外赴任での休職制度はあるようですが、彼の会社では「前例がない」とのことで交渉は大変だったそうです。しかし結果的には1年間の限定で休職を取得でき、シンガポールに駐在夫として来たようです。

 

”英語を使えるようになったらどうしたい?”
所属している日本の企業は、海外の顧客もたくさんいるため、英語でコミュニケーションが取れるようにして、仕事の範囲を広げたいとのことでした。

1年間という期限だけど、前例のない中で会社が休職を認めてくれて、せっかくの機会をもらえた。だから英語力はなんとしても持ち帰らなきゃなと思ってるんです。」と話してくれました。仕事復帰が1年という期限がある中で、短いからこそ、その中でも最大の成果を挙げることを目指して、日々一生懸命取り組んでいるんですね。

 

▼英語の勉強と、英語を話す醍醐味に触れることができる

外国人比率の高いシンガポールの英語学校は、生徒の国籍もさまざまで、事情もさまざま。そしてそれぞれがネイティブじゃないので発音の癖なんかも人それぞれです(僕も含めて)。

そんな中でも、自分のコトや自分の国のコトをお互いに話してコミュニケーションが取れるようになるということそのものが、英語を学ぶという楽しみの一つなんだなと感じました。

そんなことを感じてから、正しい文法や発音を意識するあまり引っ込み思案になるよりは、カタコトでもいいからどんどんコミュニケーションしようと思い、今日も英語に励んでいます。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!