KawatecによるPC Support コラム ーvol.10ー

新型コロナウイルスの流行で、今後も長期的にWithコロナの生活が続くことになると予想されます。
このような状況のため、シンガポールで活動されている企業のIT環境も大きな方針の転換が求められており、長期的な目線をもった在宅勤務環境の整備が必要になっています。
そのためには、例えばパソコンの買い替え・VPNによるリモート接続・クラウド化・自宅IT環境の改善などが必要になってきます。

ITサポートのプロ集団、Kawatecによる第10回目となる今回のコラムは「何から手をつけたらいいのか分からない」といったテレワークのIT環境の導入に関して、基本となる情報を共有いたします。


 

テレワークに必要なIT環境を導入しよう!導入のポイント5つを紹介

 

1. パソコン買い替え

テレワークで作業を行う際はデスクトップでも問題ないですが、会社と自宅間の持ち運びを考えると、移動に適したノートパソコンがオススメです。
弊社でオススメしているパソコンのスペックは以下のものになります。

CPU: Intel Core i5相当以上
メモリ:8GB以上
ストレージドライブ:SSD 250GB以上
パソコンの重量:1.0~1.5kg前後
外部ディスプレイポート:タイプA、タイプC、HDMI搭載

エクセルで資料を見ながら、TeamsやZoomなどでリモート会議を行う場合など、複数の作業を同時に行う場合は、Core i5のCPUと、8GBメモリ、250GBのSSDがあれば、快適に動作します。

また、持ち運びを考えると重量は最大でも1.5kg程度に抑えることをオススメします。
ただ、軽いモデルほど値段が高くなる傾向があるので、コストとのトレードオフになってくるかと思います。


USBのポートは、現在は下記のようにタイプAとタイプCという2つのポートがパソコンに搭載されています。
タイプCの方が新しいのですが、未だにタイプAを使うことが多いため、どちらも搭載しているものをおすすめ致します。

2. ネットワーク改善(VPNルーター・メッシュWiFi)

VPNルーターによる自宅から会社へのリモートアクセス

会社にサーバーを置いている場合は、VPN環境を構築するのは必須と言っても過言ではありません。


会社にあるルーターを、業務用VPNルータ―に切り替えることで、自宅にいてもVPNを使って社内ネットワークにアクセス可能となり、会社に設置されているファイルサーバーや業務システムを利用することができます。

 

家庭内のルーターをメッシュ(Mesh)Wi-Fiへ切り替え

自宅のネットが遅かったり、ウェブミーティング中によく接続が途切れるなどの問題がある場合は、家庭内のネットワーク環境をメッシュ(Mesh)WiFiへ切り替えることにより、自宅のネット環境を改善できます。

メッシュWiFi対応の無線ルータに加えて、「サテライト」と呼ばれる複数の専用中継器を設置することで、メッシュWiFiの機器同士が相互に補完し合い、WiFiの電波が網の目(メッシュ)のように張り巡られて、WiFiの電波を家の隅々まで行き渡らせることができます。

家の中全体のWiFi環境を改善することで、リビング、書斎、寝室など家のどの場所でも快適にインターネットを使用することができます。

以降はその②に続きます。次回をお楽しみに!

シンガポールでテレワークIT環境を構築する方法

Kawatecはシンガポールで個人・法人問わずテレワークIT環境まるごと支援サービスを提供しています。
詳しいサービス内容については、カワテック法人営業担当の福田(ふくだ)までご連絡をお願いいたします。
ご相談・お見積りは無料にて承っております。

KawatecテレワークIT環境まるごと支援専用ページはこちら


Kawatec Pte. Ltd.

2007年に設立したITサポートのプロ集団。日本を離れ、シンガポールに進出した法人様が安心して業務に打ち込める環境をサポートしたい想いで、親身なITサポートサービスを続けてきました。パソコンの導入・修理・サポート、サーバー、ネットワーク構築、LAN構築から電話回線引き込みまで、業務に欠かせないオフィスのIT環境のすべてにワンストップで対応します。

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