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編集部スタッフブログ|「中国語(マンダリン)を学ぼう」 #わたしの習い事・体験 #シンガポールライフあれこれ

シンガポールで中国語を学んでみた

シンガポールの公用語は英語、中国語(マンダリン)、マレー語、タミル語。電車などでもこの4カ国語の表示やアナウンスを聞いて、実感する人もいるでしょう。来星して感じたのが、英語だけでなく、日常会話にとても中国語が使われているということ。

たとえばお店の人やタクシー運転手さんが中国語で話しかけてくれて、なんて言っているか理解できたらなぁ…と感じることはありませんか?😎

今回は、来星前後で中国語(マンダリン)を学び直して、現在も目下勉強中のスタッフの体験とオススメツールのご紹介

0.目標を決める

語学をやるなら、目指すゴールを決めたいですね。日常会話で困らない程度、あるいは旅行で不自由なく、仕事でつかえる実用レベル、ペラペラになって将来通訳ガイドになる…いろいろありますよね。

そもそもなぜ、スタッフが中国語を学ぼうと思ったかというと…

➀高校生時代:漢文の授業が面白いと思った(中国に関心を持つ)

➁大学生時代:第2外国語で2年間学ぶも、その後は継続せず(検定落ちた…)

➂社会人時代(日本):上海旅行や北池袋の中華料理屋にいくうち、学び直しの想いが再燃

④来星前(日本):シンガポールに行くのならと中国語を学び直しを決心、オンラインで学習再開

➄来星後(シンガポール):中国語検定を受験、通学中

思い起こせば、元々中国語には関心があったのですが、なかなか続けて学ぶことができず(中検3級に落ちてモチベーション低下)、今回よい機会だからとシンガポールでまさに学び直し中なのです。中国語だけではないのですが、語学学習は、インプットとアウトプットを繰り返しながら、途中途中で検定を受けて客観的なレベルを知ること、そして常に実力の少し上を目指すというのがよいと思います(言うのは簡単だけど)。スタッフは、シンガポールにいる間に、日常会話に困らないレベルを身に着けて次の検定を受けることを考えています。

1.辞書

個人的には紙の辞書とデジタルの合わせ技が◎。紙の辞書は例文が見やすく、周辺の他の語が目に入ることで知識が広がるのと、手でめくって調べる作業が記憶の定着によいと感じるから。デジタルはやはり、即座にわかるのと、音声がすぐ聞けること、くだけた表現も見られるというメリットがありますね。

紙なら、中国語講師をしている何人かの方からオススメされた、小学館の辞書。名著と言われるだけあって、日本でも8千円台と他の辞書よりもちょっとお高め。けれど、辞書はケチってはいけません~。例文が多いのと、付録ページが充実しているのがお気に入り。読むだけでも、なるほどと思います(そして中国系の方の料理にかける歴史と情熱&愛を、辞書の中にも感じられます!)。

中日辞典(第3版)(ISBN:9784095156040)紀伊國屋書店サイトはコチラ

無料アプリなら、有名なのは「中日辞書 北辞郎 – 中国語のオンライン辞典」(AppStore・GooglePlay)。くだけた表現も多いので、こちらで調べた後、紙の辞書でも調べています。他にもたくさんアプリはあるので、色々使ってみています。

2.参考書

日本で勉強を再開したときに書店をいろいろ回って、中国語コーナーで見つけたもの。基礎レベルは約500ページもあり、この厚さで詳しい本は他にありませんでした。読んでみて、何と著者がシンガポールで中国語の学校、チャイナリンガを開校しているのを知って驚きました! 「オーチャードロード」「チリクラブ」「UEスクエア」が出てきて、シンガポールへのイメトレが出来ました。

左の基本レベルには例文が多く、わかりやすいです。中級になると長文が出てきますが、CDがあるので(基礎レベルは4枚、中級は2枚!)最初、意味が理解できなくても、聞き流ししているとだんだん慣れてきます。ナレーション音声も丁寧なので、わかりやすいです。スタッフは家でストレッチしながら聞いています。上級編もありますが、まだまだ遠い。

左)本気で学ぶ中国語 (ISBN:9784860642471)紀伊國屋書店サイトはコチラ

右)本気で学ぶ中級中国語(ISBN:9784860642921)紀伊國屋書店サイトはコチラ

3.検定用の問題集

まずは大学時代に落ちた中検3級のリベンジをば…。検定用の問題集、これは好みによりますが、厚さ的にもよいのはこちら。参考書とはまた違った語彙なども学べ、検定が終わったあとでも時々見返します。

スタッフは少し前に無事受かりました!(シンガポールではJSU Language Schoolで受験が出来ます)

左)合格奪取!中国語検定3級トレ−ニングブック 筆記問題編(改訂版)(ISBN: 9784872179781)※紀伊國書店屋サイトはコチラ

右)合格奪取! 中国語検定 3級 トレーニングブック リスニング問題編(改訂版)(ISBN:9784872179477)※紀伊國屋書店サイトはコチラ

ちなみに中国語の検定類は、日本で一般的なのが「中国語検定」「HSK」の2つです。中国語検定は、日本国内、HSKは世界展開の資格です。もし中国への留学を考えているなどより実用的なスキルをはかるなら後者がよいようです。日本でもそうですが、試験の内容が「読む」「聞く」の受動技能メインから、実際に使える4つの技能に変わってきたり、実際の使われる場面を想定した内容に変わっているのを感じます。

4.オンラインレッスン&NHKアプリ

日本にいた時に利用を始めたのが、ECCオンラインです。

最初の緊急事態宣言下で外出をしていない時、ずっと家にいると気持ちがふさぎがちでしたが、こういう風に、学びながら人と対話ができるツールがあるのがよかった。シンガポールに来てからも断続的に続けていて、月2回、プライベートの25分の枠を使っていました。プライベートなので25分と言えども非常に疲れますが、オンラインで相手に伝わるようにするというハードルもあって、なかなかよいと思います。1つ注意点として、日本とつなぐ場合は時差があるので、予約時間を間違えないように気を付けていました(ECCオンライン自体は日本の受講環境で設定されているので、海外からの場合は体験レッスンでまず環境等をご確認頂くとよいと思います)。

また、王道のNHKラジオ(音声ダウンロードは別途購入要)も活用。

ラジオ おもてなしの中国語  2020年4~9月※過去年の再放送

対話の場面ごとに切り分けられているので、とっさに使われそうな表現が多数。300ページを超える厚い冊子ですが、文字が大きくて軽いです。カスタマイズして例文を作る練習が◎。

また、アプリ「NHKゴガク 語学講座」(AppStoreGooglePlay )も教材の構成がしっかりしているので、テキストがなくても聞き流しでも使えますよ。

5.語学学校

やはり対面での実践にかなうものはなし!

スタッフが通学中のJSU Language Schoolで使っていた基礎レベルのテキスト(現在は次の教材にシフト)。上巻下巻で同じ登場人物が出てきてストーリーになっているのがよいです。またDVDやリスニングも駆使して、1回につき2~3時間近い授業の中で、飽きさせない工夫がされていました。現在も週1回グループレッスンを受講中(場合によりオンラインへの切り替えあり)。スタッフのクラスメートはみな日本から来た駐在員や駐在家族でした。日本語が堪能な先生が、日本人の学習パターンを熟知されていて丁寧に日本語で指導してくれます。

6.その他

語彙を増やすなら、やはり、新聞や本、雑誌、テレビや映画、アプリなどがいいですね。ここではいくつかをご紹介。

Zaobaoは新聞「聯合早報」でスーパーやコンビニで見たことがある人も多いはず。全文理解できなくても、単語だけでも目に入れておくと語彙力アップにもいいですね。

また、こちらは、英語で学ぶ中国語の本で、マンガ風イラストも載っています。Essential Mandarin Chinese (ISBN:9780804846851)紀伊國屋書店サイトはコチラ

英語と中国語は文法や語法で共通する部分が多いと感じますが、こういう本を頭の中で日本語を介さずに理解できたらカッコいいなあ…。

他には、英語と中国語で書かれた料理本やメニュー表をじっくり見るのもオススメ。ローカルグルメの開拓のついでに一緒に語彙も覚えてしまえば、楽しさ倍増です。

暑い日は冷たいデザートに限りますね!AH CHEW DESSERTS のマンゴーサゴ。マンゴーは芒果(mangguo)ですね~。

まだ映画を楽しめるレベルまではいかないので、これは追って…。

継続して学ぶのに心がちょっと折れるとき、こういう趣味的なものがあると頑張れるものですよね。

いかがでしたか?

中国語を学ぶほど理解が広がって、シンガポールをもっと深く知られるはず!

ぜひ皆さんも一緒にやりませんか? 早速、マンゴスティン倶楽部ウェブのカテゴリ「語学学校・習い事」もチェック!

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