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敏腕コンサルが起業・副業を本音で語る!おうちビジネスの教科書 in シンガポール(vol.10)

定年後にキャリアを活かしてゼロから起業し「コンサル受注」「海外での講演」「出版チャレンジ」と次々にやりたいことを実現させた秘訣とは?

起業・副業で多数の実績を持つSlinky社のコンサルタント、田中大輔による連載コラム。シンガポールで起業を考えている方だけでなく、海外での起業・副業を考えているすべての人に必読の教科書です!


 

■最近多い、定年に備えて自分でビジネスを始めたいという50~60代の方々からのご相談

こんにちは、田中です。

7月に入りましたー🌞

現在一時帰国中の日本からや、数年ぶりの海外旅行先からこの記事を読んでいただいている方もいらっしゃるかもしれませんね。

10回目を迎えたこのコラムですが、毎回、連載を読まれた多くの方からご質問やご意見をいただいています(前回はコチラ)。本当にありがとうございます!

あなたも、疑問点やご相談などあれば、お気軽にこちらからどうぞ。

slinky@slinkygroup.com

さて、コラム読者様からの質問や、ウチの起業スクール受講生の方の中でも「増えて来たなー」と実感するのが、定年に備えて自分でビジネスを始めたいという50代、60代の方々からのご相談なんです。

 

「定年後に備えて今の間に自分で稼ぐ力をつけておきたい」

「定年間近からはじめる副業って何が良いのかわからない」

「年金以外に新たな収入源を作る方法を知りたい」

「定年を延長して、給料大幅ダウンの上、やりたくない仕事をしてまで、今の会社にしがみつきたくない」

などなど、のお悩みやご相談をいただきます。

20代、30代の方が起業にチャレンジするのと違って、実は、50代以降のミドルこそ、長年のキャリアやメリットを活かして起業して成功しやすいやり方が、大いにあるんです!

しかも今は昔と違って、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、会社を辞めて、、なんていうリスクを取らなくても、会社にいるうちから自分のビジネスを立ち上げて「稼ぐ力」を身につけておくための方法が、いくつもあります。

今回は、そんな中でも、定年世代だからこそのメリットを活かして、65歳の定年後に、ゼロから起業され、やりたいことを、着実に実現していかれた方の秘訣に迫っていきましょう!

ケース10:「定年後にゼロから起業し、初集客で高額コンサル受注、海外での講演、出版チャレンジと次々にやりたいことを実現」松本 康一郎さんの場合

松本さんは、ミドル世代の方と同じく、定年後を視野に入れて、ご自身でも事業を立ち上げたいと思われて、SLINKYに入会しました。

松本さん:会社員時代はそれなりの規模の会社にいたので、新規事業を立ち上げる場合でも、各部署に専門家がおり、自分の分野を担当するだけでよかったのですが、いざ自分で事業を始めようとすると、何から始めれば良いのかわからない状況でした。

SLINKYさんのコンサルを受けて、具体的なお客さんの集め方、お客さんへのサポート提供のやり方、お金を得て、ビジネスを構築していく方法を教わって、一歩ずつスタートが切れて、具体的に行動していくことができました。

■経験を活かし、新しい仕事に挑戦する

松本さんは、これまでのご経験から、経営の在り方について常に考えを巡らせてきました。失敗と成功を繰り返す中でたどり着いたのは人間力の大切さ。新しいマーケティング戦略や経営戦略だけでは、一過性の多少の成功はあったとしても、事業がほんとうに強く経常的に発展する姿には決してなりえない、手っ取り早い成功を約束するノウハウと言われるものや、借り物の業界知識だけでは決してうまくいかない、というのが信条でした。

そこで、これまでの実績と経験を生かし、人間力の大切さを軸にした、製造業の経営者の方のための新規事業開発セミナーでコンサルタントを始めることにしました。

最初はいきなりコンサルタントとしてやっていけるか不安があったようですが、コンサルこそ、豊富な経験がものをいう分野。ご自身の実績と言葉は何よりも説得力があったわけです。

■emailを使ったダイレクトメール

松本さん:私のビジネスは、対企業向け、いわゆるB to B分野のビジネスなのですが、B to Bに最適なマーケティング手法の一つとして、emailを使ったダイレクトメールを実践しました。ご存知のように、emailの到達率は、昨今非常に低いとされていますが、そんな中でも、非常に高い反応率が得られて、初の集客で高額のコンサルティングを受注することができました。

さて、SNSがメインのこの時代に、BtoB向けのemailで意外にも高い反応率を得られたのはなぜでしょうか?

実は、企業へのリーチとしては企業の広報担当や経営層が読むわけですので、SNSよりemailを用い、ある程度内容がしっかりした経営層を説得させるレベルでないといけません。ここは、松本さんのご経験が生かせるところであり、まさに人間力が発揮されるところ。丁寧な対応が功を奏し、大手ファーム等と差別化が出来ました。

その後、セミナーに参加された方からの紹介で、JICA(独立行政法人国際協力機構)の講師として、発展途上国のビジネスマン向けに、講演を行うことも決まりました。

このように、小規模にはじめ、数々の受講者の好評な口コミから、ネームバリューのあるところに目が留まり、さらにそこからまた口コミで広がる…といった相乗効果を得ることができています。

松本さんは、今後は、新たな広告手段も取り入れてさらに集客を拡大しつつ、出版にもチャレンジしてより多くの方への認知を広めていきたいと考えていらっしゃいます。

会社を辞めていきなり新規分野に踏み込むのではなく、まずは「コンサル受注」から「海外での講演」につなげ、次なる「出版チャレンジ」も控えているという、理想的なルートをたどることが出来ていますね。

【田中コンサルの目👀】

「人生100年時代」という言葉、よく耳にしますよね。

『LIFE SHIFT』(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著)で提唱された、「日本の超高齢化社会においては、我々は80代まで働く必要がある」という考え方です。

 ホントに100歳まで生きるかどうかはわかりませんが、定年に備えて、年金以外に新たな収入源を作っておくことは、決して無駄にはならないと思います。

 今回の松本さんの様に、定年を迎える世代の方には、培ってこられた経験や知識を活かしたノウハウを、必要としている人に届けていくことで、ビジネスにしていけるという強みがあります。松本さんが重要視する、人のつながりや人を突き動かす力にも通じていきます。

 松本さんも初回のコンサルティングの際は、「自分のキャリアではコンサルタントとしてビジネスできないのでは?」とご相談いただきました。

しかし、大手のコンサルファーム等とは違った切り口で、業界やターゲットを絞り込んでいくことで、十分に闘っていける分野を開拓していかれました。

松本さん曰く、『終わった人』(内館牧子著)なんて、言われたくない!どんどんチャレンジしたいとおっしゃっていました

この熱意こそが、各所のセミナーで人を引き付けたことは、言うまでもありませんね

■「キャリアをどう考えるか」は「どう生きていくか」につながる

僕も日々のコンサルティングを通じて、40代を超える我々と同世代の方、もしくは更に先輩の方々のほうがパワーや野心に溢れていると感じることが多いです。

 1つの理由としては、私たちの世代は、人生の残された時間が明確だからかもしれませんね(笑)

だからこそ、収入を得るためだけではなく、社会との接点を持ち続けて、充実した人生を送るためにも、定年に備えて自分でビジネスを立ち上げることは良い方法なのではないかと思います。

📘定年に備えて自分でビジネスを始めたい方は必見!!

定年に備えて自分でビジネスを始めたい方は必見!あなたのキャリアを活かしてゼロから新規事業を立ち上げる方法を徹底解説!!

早速詳しく知りたい方は、こちらよりご覧ください。

次回はどんな先輩受講生が登場するでしょう…? お楽しみに!


田中大輔(たなかだいすけ)

SLINKY PTE. LTD. 代表取締役

年間180件以上の起業・副業相談をこなす現役コンサルタント。東証一部上場企業の商社部門において、10年以上にわたり、東南アジア、中国、インドでの新規事業を立ち上げ。手腕を買われ、初代シンガポール支店長として赴任、その間も副業を多数経験し収益を上げる。

44歳でシンガポールで独立起業。副業から起業へつなげるノウハウを教える学校、英会話等の講座を運営する傍ら、日系企業の海外進出サポートなども手がけ、年商5億円規模に成長。現在は時間的に自由な働き方で、十分な収入を手に入れる生活を実現。家族との時間を大切にし、娘たちの教育にも関わっている。さらなる目的達成に向け、自身の新規事業も積極展開中。

アクセス:176 Orchard Road, #05-05, The Centrepoint(S)238843
公式サイト:https://slinkygroup.com/
[Mail] slinky@slinkygroup.com
電話:8281-9020(田中)

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