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のんびり主夫のスタディ・ライフ・バランス 第5弾

 

みなさんこんにちは!オフィシャルブロガーの岸 亜星(きし あせい)です。

2021年、早くも2カ月が過ぎましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 

前回の更新から少し時間がたってしまい申し訳ございません。大学院生活が2カ月経ちましたが、勉強の忙しさが想定を上回っていて、久しぶりの更新となりました。この2か月でいろいろと学びがありましたので、今回はみなさまにシンガポールの大学院生がどんな生活をしているのか、少しご紹介できればと思っています。

 

わたしがシンガポールの大学に通い、取ろうとしている学位はMBA(Master of Business Administration)というもので、主にビジネスにおける経営学全般を学ぶものとなっています。将来ビジネスシーンで経営を担う立場になる方や独自に起業を考えていらっしゃる方、転職の際に自身のキャリアに箔をつけたい方などが通っています。

わたしは1月から12月までの1年間学校に通う予定になっています。シンガポールでは昨年11月頃からコロナウイルスの市中感染はほぼゼロになっており、我々の学年は幸運なことに最初から教室に通ってのface to faceの授業を受けることができています。

教室の様子↓

 

 

1年間の履修期間は大きく5つのターム(学期)に分かれており、最初のタームは1~3月の2か月間です。この最初のタームは必修科目の4つの授業を履修していて、それぞれマーケティング(Marketing)、ファイナンシャルアカウンティング(Financial Accounting)、オペレーションズマネジメント(Operations Management)、リーディングデジタルトランスフォーメーション(Leading Degital Transformation)となります。

マーケティングは読んで字のごとく世の中で商品を売るとはどういうことか、販売活動のなかで企業がどういう戦略をとるべきか、企業のブランドが消費者に与える影響はどんなものかについて学びます。

ファイナンシャルアカウンティングはいわゆる会計・簿記で、企業活動の数値的記録の具体的な方法についてを、過去に企業が実際に直面して議論となったケースを取り上げて学びます。

オペレーションズマネジメントはものを購入し加工して販売するという一般的なモデルケースの中で数学的な知識を用いて最適な操業条件がどうなるかなどを学びます。

リーディングデジタルトランスフォーメーションは昨今のPlatformer企業(Amazon、Facebook、Alibabaなど)のデジタル収益メカニズムやAIを活用した新しい収益モデルがどういうものかについて学びます。

 

1月上旬から3月上旬にかけて8週間これらの授業を受けます。1日1授業で、1回の授業は3時間半です。

それだけ聞くと、「あれ、そんなに大変そうじゃなくない?」と感じられる方も多いかもしれませんが、各授業に参加する前にはそれぞれのクラスに向けて用意されたケース(焦点を当てた課題に対して企業が実際に取り組んだ際の記録文章)を読み、事前に自分の考えをまとめて参加する必要があります。

一般的な日本の大学の講義と違う点は、教授がひたすら知識を一方向的に伝授するのではなく、常にクラス内での議論がなされる点です。ケースについての理解が乏しい、自分の意見がない状態でクラスに参加すると、極寒の地に裸で立っているような形になります(笑)

そしてクラスでの議論の参加度合いを教授のアシスタントが常に採点しており、成績に反映されます。。!

最初の方の慣れないうちは一つのケースを読み込んで自分の考えを用意するのに6時間くらいかかっていたので、週末はほとんどケースを読む時間に消えていました。(笑)

 

更に、日々のケースの準備に加えて5~6人のグループに分かれてグループワークという課題を課せられます。このグループワークでは教授からクラスの内容に沿ったテーマを与えられるので、チームメンバーで協力して参考文献を調べ、考え、仮説を立て、レポートを書き、プレゼンをします

平日の授業のない時間は以下のようなブースにチームで閉じこもってひたすら議論したり作業をしたりしています。

 

 

そしてちょうど今週が授業の最終週で、各クラスで今までの集大成であるプレゼンが実施されました。

プレゼンの様子↓

 

 

その他にも授業中の小テスト、プレゼン以外に課せられたグループレポート、個人で書き上げる必要があるレポート課題などを通して、日々勉強をしています。これから期末テストの週間なので、一段と力を入れていきたいと思います!!!(笑)

本日は概略をおはなしさせていただきましたが、今後また新たな学びがありましたら皆さんに共有いたします。

 

以下の写真は、夜遅くまでの勉強に疲れて帰宅しようとしたところ、学校の壁面に投影されていたプロジェクションマッピングです。色鮮やかな図書館のようになっており、少しだけ癒されました。

 

 

 

今日のオトコメシ

 

さて、学生生活がだいぶ日常生活を圧迫している今日この頃ですが(笑)、オトコメシも継続しております。

本日ご紹介するのは、あり合わせ野菜炒めと味噌から作る麻婆豆腐です。

 

 

あり合わせ野菜炒め(画像左下)は、時間がないときの夜ごはんにおすすめです。

最近は平日にあまり時間がないことが多いので、休日に買ってきた野菜を一口サイズの大きさに切って冷凍しておき、平日はその野菜を炒めたり茹でたりしています。

作り方は、フライパンにごま油(なければ普通の油でも)大さじ1杯入れ、好きな野菜を入れて、豚肉かソーセージを適量入れてしんなりするまで中火で炒めるだけです。味付けは塩・コショウ適量、オイスターソース、味覇(ウェイパー、全ての炒めものが香り立つ魔法の調味料)などで自分の求める味に仕立てあげてください。分量は自分が食べたい分だけ!キャベツは炒めると少しボリュームダウンするので気をつけてください。

味噌から作る麻婆豆腐(画像右上)もフライパンで手軽にできます。油大さじ1杯を入れ、豆板醤(市販の瓶詰めのもので問題なし)を先に炒めます。そしてひき肉を適量(2人前なら100~150gくらい)加えて鷹の爪と一緒に炒めます。ある程度具材を炒め終わったら、「水をコップ1~2杯分くらい、味噌を大さじ2杯、料理酒と砂糖を大さじ1杯、しょうゆ」を少々混ぜたもの(これが麻婆のタレになります)を加えて沸騰させ、豆腐を加えてさらにいい感じに煮込み、最後に片栗粉を適量溶かしながら入れてとろみをつけたら完成です。10~15分くらいで完成します。

正直麻婆豆腐ってこんなに簡単にできていいの!?という感じですが、味もしっかりしていてとても満足のいく一品です。ぜひ試してみてください!

 

ということで、第5弾はこの辺で失礼しようと思います。

皆様今後ともよろしくおねがいいたします。

 

 

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