みなさんこんにちは!そしてあけましておめでとうございます。
オフィシャルブロガーの岸 亜星(きし あせい)です。
今回のブログ、最終回というタイトルをつけましたが、わたくし岸亜星、1年間のシンガポール経営大学でのMBAプログラムを終え、昨年12月末に日本に本帰国いたしました!
正直他のブロガー様より更新頻度も高くなく、自分がオフィシャルブロガーとしての役割を全うできたかは疑問が残りますが、色々な方のご厚意があってブロガーをさせていただけたこと、感謝の念が尽きません。誠にありがとうございます。
さて、最後のブログとなりますが、まず、一年間のMBAプログラムの総まとめとして、紹介しきれていなかった授業の内容についてお伝えできればと思っています。
MBAプログラムについては、5月までのコアタームについては過去のブログでご紹介しております!
6月以降は選択科目の授業となっており、私は以下の8つを受講いたしました
デザイン思考・・・新規事業を考える際やcreativityを必要とするとき、ロジカルに考える方法ではうまくいかないときの新しい思考法であり、カリフォルニア発祥のデザイン思考を学ぶ授業。
ビジネスアナリティクス・・・プログラミングのR言語の基礎をマスターして、大量のデータの傾向を分析できるようになる授業。
サプライチェーンマネジメント・・・企業の持つ川上から川下までのサプライチェーンの仕組み、およびその効率化を学ぶ授業。
プライシング・・・マーケティング理論や人間の心理学・行動学も交えて市場価格の決定原理について学ぶ授業。
ヘッジファンド・・・ヘッジファンドとは何か、その仕組み・種類・歴史について学ぶ授業。
アントレプレナーシップ・・・起業家に必要な精神・スキルについて学ぶ授業。
統計分析・・・SPSSというシステムを使用して、マーケットデータから統計的な仮説検証をする授業。
ネゴシエーション・・・ビジネスシーンにおける交渉や社内における交渉の術を学ぶ授業。
特に印象的だったのは、
・デザイン思考の授業で実際のスタートアップ企業と連携してその会社のプロダクトをより良いものにするためのイノベーションを起こすという挑戦をしたこと
・ヘッジファンドの授業でシンガポールの仮想通貨専門のヘッジファンドマネージャーに直接インタビューをする機会をいただけたこと
・アントレプレナーシップで自分のやってみたいビジネスについて考えを巡らせられたこと
・ネゴシエーションの授業で毎回クラスメイトと様々なテーマで実践的な模擬交渉をしたこと
と、挙げ始めるときりがないくらい充実した時間でした
何より、MBAプログラムを通してできた友達の輪が僕にとって一生の財産になりました。
ここには写真は掲載いたしませんが、一緒にたくさん飲みに行き、遊び、勉強をして、かけがけのない仲間とたくさんの時間を過ごしました。
一緒にこのプログラムを乗り越えたクラスメイトたちには感謝の言葉が尽きません。本当にありがとう。
そして、GPA(Grade Point Average、大学の成績を表す単位)3.8以上の成績を修めた者はDean’s List(学長賞)を受賞できるのですが、私は幸運にもGPA 4.0という最高単位にて卒業することができ、つい先日日本の住まいあてにDean’s Listを受賞したことの証書が届きました
このとてもタフで実りある、そして人生おそらく一回きりであろう大学院のMBAプログラムにて最高単位を修められたこと、誇りに思うと同時に、とても光栄なことと感じております。
Dean’s List証書↓
ここで修められた成績をゴールとして満足せず、今後の活動の励みにし、繋げていけたらよいなと思っております。
改めまして、私の大学院生活を支えてくださったすべての方に改めて感謝を申し上げます。
帰国後は、3か月先に帰国していた妻、そして親に預けていたペット(トカゲ)のシズクとの再会
ただいま!!
ボードゲーム
さて、最終回ブログの後半は、学生生活の合間に僕が密かにハマっていたボードゲームについてお話しします。
日本人の間では最近でこそ、人狼ゲームや謎解きゲーム、脱出ゲームといったエンターテインメントが流行し始めていますが、ボードゲームでメジャーなのは人生ゲーム、モノポリー、カタン、その他。。。といった感じ。
シンガポールで友人に教えてもらったのですが、ボードゲームにはもっと数えきれないくらいたくさんの名ゲームがありました!
本日はその中でいくつかのボードゲームを紹介したいと思います!!!
と、その前に、
シンガポールでそうしたボードゲームはどこで買えるの?といった疑問が生じると思います。
私が実際に何点かボードゲームを購入した、Games@PIというお店をご紹介いたします!!
Somerset駅から徒歩1分のビルの3Fに店舗があり、メジャーなボードゲームからマニアックなものまで数多く取り揃えております。
ポケモンカードなどのトレーディングカードも置いてありました。
店内の様子↓
ボードゲーム初心者の私は、まずその品揃えの多さに終始圧倒され。。。。
しかしルールはわからなくともパッケージを見ながらどんなゲームなのかを想像するだけで時間が飛ぶように過ぎていきました。。笑!
店内では、店員さんが常に親切に説明してくれたのと、友人からオススメのボードゲームを聞きながら、面白そうなボードゲームを何点か購入いたしました
それでは早速購入した&友人とプレイしたボードゲームを何点かご紹介したいと思います!!
Wingspan
Wingspanは2~5人向けのいわゆる重ゲー(プレイするのに大体3時間くらいかかるもの)であり、プレイヤーは様々な戦略を駆使しながら鳥を自分の観測地に増やしていくゲームです。
最終的な勝ち負けは、獲得した点数で決まるのですが、この点数の稼ぎ方が様々あり、シンプルに集めた鳥の点数の他に、生んだ卵の数、鳥が集めたエサの数、各ラウンド毎に決められている特殊ルールに則ったボーナスポイントなど、人によって狙う点数が違うので、とても戦略的なゲームとなっています。そしてプレイしながら色とりどりの鳥について学びながら遊べるので、ビジュアル的にも満足度の高いボードゲームです!!
友人とWingspanをプレイしている様子↓
Splendor(和名:宝石の煌めき)
Splendorとは英語で輝き、光彩という意味で、このゲームではプレイヤーは宝石商になってたくさんの宝石を集めていきます。
ルールはシンプルで、宝石の得点が最初に規定の点数に達した人が勝利というものです。宝石は全部で5種類あり、それをうまく交換しながら得点を稼いでいきます。シンプルなゲームですが、得点の稼ぎ方は人によって全然違う戦略が考えられ、これも相手が何を考えているか、自分が考えていることをいかに読ませないかというスキルが必要になる、奥深いゲームです。
友人とsplendorをプレイしている様子↓
Divercity
Divercityは多様性という意味のDiversityとDiverが守る海という意味がかけられたタイトルで、このゲームは他のボードゲームとは違い、プレイヤー同士が協力して架空の敵と戦うゲームです。
プレイヤー達はダイバーとなって架空の敵「自然を開発してリゾート施設を建設しようとする大企業」と戦います。
海の生物を絶滅から守りつつ、ホテルの建設に反対をし、規定ターン数内で何種類の生物を絶滅から守ったかでゲームの決着が着きます。
このゲームでもう一つ面白いポイントは、自分の手札を見れるのは自分以外のプレイヤーで、そして海の中なのでプレイヤー同士の会話ができないというところです!!!
ダイバーたちは基本手探りのなか、様々なスキルを駆使して連携を取り、生物を絶滅の危機から救います。
プレイヤー同士の結束を高めるタイプのボードゲームで、今までこういうタイプのゲームをプレイしたことがなかったので、とても新鮮でした
以上、3つのボードゲームを紹介させていただきましたが、その他にも数えきれないくらいたくさんのボードゲームが販売されています。
また、紹介させていただいたGames@PIさん以外のボードゲーム販売店もございますので、もしシンガポールで家族や親しいご友人などと気軽にボードゲームを楽しんでみたい!!という方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
ということで、第10弾、そして私のマンゴスティン俱楽部でのブログはこの辺で失礼しようと思います。
短い間でしたが、楽しんで読んでくださった方、応援してくださった方、誠にありがとうございました。
私の今後の活動予定についてですが、しばらくは日本からシンガポールの会社のコンサルタントとして働きつつ、自分で新しい事業を立ち上げようと考えております。
今後も私のつたない文章にお付き合い頂ける方、今後も応援してくださる方、ぜひSNSのほうでもつながりを持たせていただけたら幸いです。
私の各SNSのアカウントは以下の通りとなります。
Twitter @captainsyaasei
Instagram asei.kishi
note Asei Kishi
noteは過去にお試しで作成したアカウントですが、今後はこちらで日本での新ビジネスの様子など、発信しようと思っておりますので、ご興味ある方とぜひ相互フォローさせていただきたいです!!
最後となりましたが、皆様の今後のますますのご活躍とご発展を祈念いたしまして、私のブログの最終回とさせていただきます。
どうもありがとうございました!!!!