フルーツ天国!シンガポールで旬のフルーツを楽しもう☆
シンガポールに来て驚いたこと、それは一年を通して世界各国の美味しい旬のフルーツが手に入るところ!
食料自給率が低く、約9割を輸入に頼っているシンガポール。その影響もあると思いますが、どの時期にもそれぞれの国から旬を迎えた様々なフルーツが届きます。スーパーのフルーツコーナーに並んだ色とりどりの果物を見るのはシンガポール生活の楽しみの一つとなっています。
コロナの感染者が増えた影響で外食禁止が続き、すっかりおうち時間が増えましたが、自宅で美味しいフルーツをいただける時間は癒しのひととき!
そこで、今回はこの夏シンガポールで出会った思い出に残るフルーツをレポートします。
まずはこの夏感動したフルーツ第一位。
タイから届いた「果物の女王」マンゴスチンです。
「Mangosteen Club」のオフィシャルブロガーを務めていますが、「マンゴスチン」を食べるのは初めて。
外見は暗い紫色をしたマンゴスチン。皮の上下をつぶすように強く押すと、中からプリッと白い実が顔を出します。実のつき方がニンニクみたいです。
冷蔵庫でしっかり冷やして食べると、これが爽やかな甘さで、食べ出したら止まらなくなる美味しさなのです。(※一つ食べるとき注意すべきことがあります。実を取り出す時、皮から染み出てくる赤い汁。これが一度洋服に付くとなかなか取れません!白い洋服を着ている時などは特にお気をつけください。)
生のマンゴスチンは日本では手に入りやすいものではないため、食べたことがありませんでしたが、一度食べたら夢中になります。
しかも安い!
日系デパートI S E T A Nのフルーツコーナーでも一袋わずかS$3.9で手に入るという魅力。
ところで、皆さん、フリーペーパー「Mangosteen Club」にどうしてマンゴスティンの名前がつくようになったか、ご存知でしょうか?
クイズです!皆さん「マンゴスティンクラブ」の名前の由来について、考えてみてください。
①社長が移住した際、一番好きになったフルーツがマンゴスチンだったから
②当時、東南アジアに進出する計画があり、マンゴスチンは東南アジアで誰もが知る存在だったから
③東南アジアで広く愛されているマンゴスチンのように日本人コミュニティでも愛される存在でいたいから
正解は・・・
なんと、①②③すべて正解です!
社長に尋ねたところ、
まずは何より社長が移住して一番好きになったフルーツがマンゴスチンだったからだそうなのです。
当初、東南アジアに進出する事業計画があったのも事実で、実際タイやマレーシアでも二年くらいThailand版を出していたそうです。
東南アジアで広く愛されているように日本人コミュニティでも愛される存在でありたいという思いが込められた「Mangosteen Club」。
“クラブ”と名前をつけることで、読者からも広く情報を集め、読者と一緒に雑誌を作り上げていきたいという気持ちも込められています。
以前は名前の由来をWebサイトにも掲載していたそうです。すでにご存知の皆さんはかなりのMangosteenClub通ですね。
さあ、続いてこの夏出会った感動のフルーツ第二位は・・・
今まさに旬を迎えている“ドリアン”です。
地元の人たちから「果物の王様」と言われるドリアン。2回シーズンを迎えると言われていますが一年の中でも一番安く美味しくいただけるという今のメインシーズン(〜9月上旬まで)にドリアンを食するのを楽しみにしていました。
先月、外食規制が敷かれるギリギリ直前、駆け込みでドリアン専門店のドリアンをいただけることに!!!
訪れたのは、人気観光地カトンエリアの近くにある
「龍池青果貿易」Leong Tee Durian
平日だったということもあり、予約無しですぐに入れました。
席に案内され、ほどなくして運ばれてきたのは
ドリアン、大量のビニール手袋が入った箱、そしてココナッツウォーター。
お店の人曰く、ドリアンは身体を温める食べ物なので、身体を冷やす作用があるとされるココナッツウォーターと一緒にいただくのが良いのだとか。
トゲで覆われた皮を割ると中には卵の黄身のような黄色い実が出てきました。
これがドリアンです!!
シンガポールでは約20種類のドリアンが売られているようですが、今回いただいたのは一番人気のマレーシア産🇲🇾Mao Shan Wang Durian (貓山王榴蓮)。
このお店では手袋をした手でそのまま実をすくい取りいただきます。
ここでビックリしたことがありました。ドリアンって強烈で独特な匂いを発するイメージがあるのですが、このお店で出てきたドリアンは全く匂いが気にならない!
新鮮だからなのか、それともドリアンに囲まれていると匂いに慣れてしまうのか・・・不思議な感覚でした。
早速一口。
うお〜!!!
口の中に入れるとなんとも濃厚かつクリーミー。まるでカスタードプリンを食べているようなねっとりとした甘さが魅力です。
結構、短時間でお腹に溜まってきます。
この日、友人と2人でトライしましたが、正直女性2人で一個食べるのはなかなか厳しいかなと。
4人くらいで行けばちょうど良い配分で食べられるのではないかと思います。
もう満腹!これ以上食べられない・・・ドリアンを持つ手が止まっていたその時、
お店の人があるものを持ってきて「これを食べて」と手渡してきました。
皆さん、なんだと思いますか??
そう、先ほどご紹介したマンゴスチンです!
お店の方曰く、ドリアンは身体をあたたかくする食べ物とされているので、身体を冷やす作用のあるマンゴスチンを合わせて食べると良いと言うのです。
まさかのここで「果物の王様(ドリアン)」と「果物の女王(マンゴスチン)」の共演・・・
「いやいや、もう満腹で食べられないよ!」と思いきや、このマンゴスチンは別腹!あっという間に完食してしまいました。
このお店でドリアンと一緒にとると良い食べ物や飲み物について教わったところで・・・
皆さん!ドリアンには一緒にとらない方が良い飲食物もあると言うことをご存知でしょうか?
先日、シンガポーリアンの方から直接教わったのでご紹介します。
ドリアンと一緒にとらない方が良いとされているもの。
それは・・・
炭酸飲料やアルコール飲料、コーヒー、ミルク、ナス、カニ、牛肉
個人的にナスやカニ、牛肉というのは意外でした!
さて、このドリアン、シンガポールに住んでいる方なら誰もが知っていることだと思いますが、匂いがとっても独特かつ強烈で、持ち運びには注意が必要です。
バスや電車にドリアンを持ち込むことは禁止されていて、駅などにはドリアン持ち込み禁止の看板なども掲げられているのを目にします。テイクアウトしたドリアンを持ってうっかりバスに乗ってしまった!なんてことがないように皆さん気を付けましょう!
このドリアン、青果店だけでなくスーパーマーケットのフルーツコーナーにもカットした真空パックのものが置いてあります。ドリアン丸々一個買うのはちょっと・・・という方はこういった少量のものからトライしてみるのも良いかもしれません!
最後になりましたが・・・この夏感動したフルーツ第三位!
今シーズンはタイ産のランブータンにもチャレンジしてみました。
ツンツン&モジャモジャしている見た目から、殻を割るには少し勇気が入りましたが、ナイフで切れ目を入れて殻を割ると中から艶やかで真っ白な実が出てきました。ライチに似ています!口の中に運んでみると・・・ジューシーで甘い!ライチより果肉の食感はかためです。癖もなく、何個でも食べられてしまいそうな美味しさです。シンガポールで手に入るのは例年大体8月くらいまでとのこと。もうしばらくこちらは楽しめそうです!
シンガポールであなたが出会った、とっておきのフルーツはなんですか?
トロピカルフルーツが美味しく味わえるシンガポールで
あなたのおうち時間、旬のフルーツを食べてパワーチャージしませんか?