シンガポール★英会話スクールで学び直し体験記 後編
「英語が話せない今の状況を変えたい!」
そんな思いから実現したカナディアンエデュケーションカレッジでの英語の学び直し。
後編では実際に約1ヵ月通ってみたリアルな体験をレポートします。
〜特に印象に残った授業〜
私が体験したのは週5日毎日3時間文法やリスニング、スピーキングを総合的に学ぶ
ジェネラルイングリッシュコース アドバンス1(上級)クラス。
3時間という長さはいっさい感じませんでした。このクラスでは文法はしっかり学ぶもののスピーキングの時間も多く設けられていたからかもしれません。授業は毎日刺激的で本当に面白かったです。
レッスンを振り返り、特に一番印象に残っているのは“ブリティッシュイングリッシュの本音と建前“について学んだ回。
ここで皆さんに問題です!
「Quite good!」
こう言われたら、どう受け止めますか?
「かなり良いね!」
私ならすごく褒められたような気持ちになって浮かれてしまうと思いますが・・・
実際イギリス人がQuite good!と言った時に意味するのは・・・
「A bit disappointing」
これは驚きでした。
もちろん、そのままの意味で使われることもあるそうですが、そうなると、ますますどっちの意味で言っているのか判別するのが難しい・・・
では、本音と建前をどう見分けるか。
ポイントは2つ。リチャード先生によると、表情とイントネーションで見分けるそう。
本来の「かなり良いね」と言いたい時には「Quite good」後ろのグッドを強調するとのことです。
もしもあなた自身が誰かに「Quite good」を使う時には御用心!!
さて、そんなブリティッシュイングリッシュの本音と建前について学んだ後のことです。
問題を解きクラスの中には全問正解した人がいる一方で、かたやそうではない人たちも・・・。
間違えた人が全問正解したクラスメイトに対し「good!」と言っているのを聞いたリチャード先生。こんな時に使える British English を教えてくれました。
「Good for you!」
この一言には、「私は間違えたけどね・・・!」と、チクリと刺す本音が含まれているそうです。
なんとも奥深いBritish English・・・
外国人としてはダイレクトに受け取ってしまいがちですが、独特なイギリス英語の表現を学べた面白い回でした。
〜クラブ活動〜
在籍中、気になっていたクラブ活動にも参加してみました。私が参加したのはリッチ先生が担当するThe Film Club。
この日はオンラインで4つのYou Tube番組を見ました。
テーマはブリティッシュイングリッシュのアクセントについて。
エリザベス女王、北部、中部、南部、4つの異なるブリティッシュイングリッシュのアクセントについてその特徴をYouTubeから学びました。
①Eat Sleep Dream English/20 British Accents in 1 Video
②Abroad in Japan /12things Not to do in Japan
④Haze Outdoors/Climbing the National Three Peaks BAREFOOT
今やYouTubeには世界中からたくさんの動画がアップされていて様々な情報が手に入ります。ただ、その膨大な動画の中から英語の勉強のために一体どんなものを選んだら良いか迷う方はきっと少なくないはず!もちろんわたしもその一人です。
クラブ活動で4つのYou Tube動画で比較して英語を聞いたとき、③中部バーミンガム地方のミドルアクセントがまるで歌うようなリズミカルな話し方で個人的には一番聞き取りやすいという印象を持ちました。このような発見ができたのもクラブ活動で先生が提示してくれた動画のおかげです。
リッチ先生はYou tube動画を探す際、「趣味や好きなもの(こと)など自分の興味を持てる分野のものを選ぶと良い」ということもあわせてお薦めしてくれました。
〜海外の人が英語を学ぶ目的〜
アドバンス1のクラスには日本人以外にベトナムや中国出身の生徒も所属しています。
それぞれがどんな思いで勉強しているのか、クラスメイトに聞いてみました。
約2年英語を学んでいる中国出身のBeckyさん🇨🇳。クラスのムードメーカー的存在で流暢に英語を話していますが、シンガポールに来た当時、英語が全く話せなかったとのこと。
多くのシンガポール人は中国語が話せるので、移住した際も英語が話せないことに苦労を感じることはなかったそうです(うらやましい!)。しかしある日、中国語が話せないシンガポール人に英語で尋ねられた時に答えられなかったことをとても恥ずかしいと感じ、英語を本気で勉強しようと考えたということです。
現在は働きながらスクールで毎日英語を学んでいるベッキーさん。もっと英語が流暢に話せるようになり自信が持てるようになったら、シンガポールで中国語を教える仕事に就きたいという目標を持っています。中国語の先生になってもっと多くの人に中国の文化について知ってもらうのが夢だそうです。
このクラスには目的を持って学んでいる方が多く、クラスメイトに日々たくさんの刺激を与えてもらいました。
〜約1ヵ月の体験を終えて〜
カナディアンエデュケーションカレッジでの英語の学び直し。
約1ヵ月間毎日育児、家事、仕事とスクールの両立をするのはやはり体力的にしんどいと感じる日もあり、宿題が終わらずにレッスンに向かう日もありました。なかなか復習に充てる時間が捻出できず、もどかしい思いを感じることもありました。
しかし、約1ヵ月スクール通いを続けたことで変わったことがあります。
自分自身の中の一番大きな変化は
「もっと英語でいろんな人と話したい!」という心境になったことです。
これまでは“英語でうまく話せない”ことから、自信が持てない→口数が少なくなる→結果的に英語を使うチャンスを自ら少なくしていたように思います。
カナディアンで約1ヵ月の体験を終えた今、自分の話す英語の文法があっていようがいまいが、とにかく伝えたい内容を言葉に出すようになりました。これは自分の中で大きな進歩です。
少しでも英語で誰かと話したくて家庭でも夫や息子にその日習った英語表現で話しかけるようになりました。さらに最近新しくシンガポール人の友達ができたのですが、お互いの国の文化の話や共通の趣味の話で盛り上がり、英語が以前より少し話せるようになったことで今まで知らなかった世界が広がっていく感じがして楽しいです。
英語で様々な国の友達と色んなトピックについて話せるようになりたいです。
リッチ先生にこの約1ヵ月のわたし自身の変化について話を伺ったところ、
「最初の頃より自信を持って話せるようになった。話し方が以前に比べて流暢になり、ボキャブラリーが増えた」とフィードバックしてくださいました。
たった約1ヵ月ではありますが、その間集中してスクールに通ったことで様々な感情表現や日常でよく使う単語とその使い方を学べたことは英語を話す上でとても役立っています。
これまでスピーキングを鍛えるにはスピーキングに特化したクラスで・・と思い英会話クラスを受講した経験がありましたが、今回英語を総合的に学ぶクラスを受講したことでスピーキングやリスニングを鍛えるにはボキャブラリーを増やしその使い方を学び直すことが大切ということに気づくこともできました。
普段の生活ではごく自然に日本語で考え英語に翻訳する癖がついていますが、リッチ先生から「日常生活でも英語で物事を考える習慣を身につけること」が語学力アップにつながると教えてもらいました。普段の生活でも早速実践していきたいです。
「シンガポールに住んでいるのに英語が話せない!」
同じような思いを抱える方たちにとって少しでも役立つ情報となりますように。
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