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眞方アナの教えて!シンガポール vol.29

コロナ禍で変わった!日本⇆シンガポールの入国&隔離 前編

久しぶりのブログ更新となりました。皆さん変わらず元気でお過ごしでしょうか?

旧正月を迎えたシンガポールの街中は新しい一年を祝う飾り付けで明るく彩られています。

ご挨拶が遅くなりましたが2022年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

前回のブログ更新からすっかり時間が経ちましたが、この間日本に一時帰国しており先日約2ヵ月ぶりにシンガポールに戻ってきました。飛行機が到着したのは明け方でしたが空港を出た瞬間に生温かい空気が身体にホワーン、ペタッと貼り付き、真冬の日本から常夏の国シンガポールに戻ってきたことを実感しました。

さて、私が初めてシンガポールに入国したのは2020年9月なのですが、前回の入国時と比べると、同じコロナ禍ではありますが政府の対応がガラリと変わっていて、入国時の水際対策に大きな違いを感じました。

実際、長期滞在パス保持者としてシンガポールに再入国を経験して「コロナの流行が始まった2020年から比べるとずいぶんシンガポール入国へのハードルが下がった」と感じました。

 

旧正月も終わりもうすぐ春休みということで一時帰国を検討している方々もいらっしゃると思います。

今回は日本とシンガポールを往来した際に感じたことや現在のシンガポール再入国時の対応、自宅隔離の内容がどう変化しているかなどについてレポートします!

 

シンガポール🇸🇬→日本🇯🇵(2021年12月時点)

シンガポール出国前の準備

夫が基本的に会社を通じて入国許可申請の手続きをしましたが、駐在帯同者の準備としては、私はL O Cを取得していたため、家族とは1人だけ別に事業者を通じてシンガポール政府への再入国申請手続きをする必要がありました。そのほかワクチン証明書の取得(事前にsingpassに登録しsingpassアプリから)、P C R検査を受けて陰性証明書の準備(出国前72時間以内)、日本到着時に必要な質問表誓約書の記入などの準備をしました。

日本到着時

機内のフライトマップより

私が向かったのは関西国際空港。私たち家族が到着した際、機内は2〜3列に1組座る程度の人数で空港内も人は少なかったです。しかし、到着してから空港を出るまでにかかった時間は約2時間。入国審査に行き着く前の検疫に長い時間がかかりました。

日本の空港検疫(関西国際空港)

飛行機を降りてからは一方通行の専用レーンが作られており、長〜い距離を歩きます。(足が疲れるので歩きやすい靴を履いておくことをお勧めします。)他の便を利用する人とすれ違うことがないように感染対策がとられていました。

 

その途中途中にアクリル板で仕切られたブースが設けられており、陰性証明書(出国前72時間以内)や質問表、誓約書の提示などが求められます。これ、一度きりではありません。再び歩いて次のブースが集まったエリアでまた同じように質問表や誓約書の提示が求められて・・・という作業が合わせて4〜5回繰り返されました。まるで空港内スタンプラリー。毎回健康に関する質問などについても尋ねられました。念入りな水際対策です。一人一人細かくチェックする検疫官の皆さん、ご自身が大変お疲れでしょうけれどもそんな中でも日本語で「お帰りなさい、お疲れ様です」と帰国者に対して温かく声をかけてくださっていたこと、今回の空港検疫の中で心に残りました。

終盤、唾液による抗原定量検査を行います。選挙の投票所の会場のようにブースで仕切られていて、一人一人そのブースで渡された試験管に唾液を入れます。ブースには梅干しとレモンの輪切りの写真が貼られていました。私自身は特に問題ありませんでしたが、息子(4歳)はある程度の量をとるのに苦戦!励ましながらなんとか必要量を提出することができました。(乳幼児など唾液の採取が難しい場合は鼻咽頭ぬぐい液を採取するそうです)

 

結果が出るまで専用の待機場所で待ち陰性が証明されればそのまま資料を提出して終了→ようやく入国審査という流れです。

日本に入国する際、日本での自宅待機中に位置情報の発信や健康報告の際に必要なM Y S O SC O C O Aのアプリのインストールが必要ですが、インストールや使い方について空港検疫の際に改めて各ブースで一人ずつ説明を受ける事になるので、入国までにインストールできていなくても特に問題ありませんでした。

飛行機を降りてから空港を出るまでにかかかった時間は約2時間!もし家族などに車でお迎えをお願いしている人はあらかじめこの時間も考慮しておいてもらうと良さそうです。

 

日本での自宅待機期間(2021年12月時点)

2021年12月1日時点では自宅または宿泊施設での待機が14日間必要でした。(2022年2月現在は7日間に変更)

到着日は含まれないため、実質15日間の自宅待機でした。

①1日1回の健康状態の報告

M Y S O Sアプリで1日1回午前中に健康状態を報告をします。

 

②位置情報の発信

M Y S O Sアプリから毎日2回現在地の確認の通知が届きました。通知が来たら即座に現在地報告ボタンで現在地報告をします。報告しない場合、入国者健康確認センターから連絡が来ることもあるとのことです。

 

 

③ビデオ電話で自宅待機の様子を確認

私が自宅待機を行なった14日間は最初の2日ほどは1日1回政府の担当者からビデオ電話がかかってきていましたが(先方はビデオ無し)、残りの日についてはすべてA Iからのビデオ電話でした。電話に出た時から録画と30秒カウントが始まり所定の時間になったら自動的に電話が切れるというものでした。ちなみに着信に気づかず出られなかった時、同じ日に再度AIからの着信はありませんでした。

 

以上、前編はシンガポールから日本に一時帰国した際の水際対策についてレポートしました。後編ではいよいよ現在のシンガポール再入国時の空港での手続きや最新の隔離事情についてお伝えします。ぜひ後編もご覧ください!

 

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