「習い事」が決まるまで
シンガポールのお子さんは「習い事」に積極的な印象を受けます。今回は、我が家の「習い事」が決まるまでのお話です。
初めての挑戦は、コンド内で開催されているサッカー教室の無料体験でした。ところが慣れた様子で元気にボールを蹴る子どもたちを前に、人見知りの長男はタジタジ。全く入り込めず、結局は次男と2人、隣接するプレイジムで遊び始める始末。結局、入会はしませんでした。次の挑戦は個別指導の水泳教室です。シンガポールでは小さな子でもプールに飛び込んだり潜水できるのは珍しくなく、息子たちにも水に強くなって欲しいなと無料体験に参加させました。今度は先生に馴染めなかったのか、午前中のプールの冷たさもあり、残念ながら彼らにとっては楽しい時間にはならず、ここまでくると「本人がやりたいと思えるものに出会うまでは、焦らず気長に探していこう。」と思うようになりました。
現在、次男はコンド内のダンス教室に通っています。加えて、同じく空手教室には長男次男が揃って通うようになりました。いずれも本人が継続したそうだったので入会を決めました。親の意志とは別に、子どもたちは自分達でしっくりくる何かを感じるのでしょうか。興味関心の移り変わりが激しい年頃なので、果たしていつまで継続できるかわかりませんが、これからも自分達で「 続けたい」と思えることを手助けしていきたいですね。親目線で言えば「連れていきやすい」というのは大きなポイントですけど。
※写真は著者撮影
Official Blogger 福島裕樹
2020年12月に妻の海外赴任を機に、会社員を辞め、2歳と3歳の年子男児を連れて来星。子どもたちが異国の言葉や文化をどんな風に理解していくのか楽しみです。好きな言葉は「今日という日は、残りの人生の最初の日である」。ここでのワクワクする日々の出会いや、チャレンジ、気付いたことなどを少しずつお届けしていければと思います。 誌面&WEBでコラム「パパと息子のシンガポール絵日記」連載中!併せて、@hiroki_fukushima81(個人インスタ)や https://anchor.fm/fukkusencyo (ポッドキャスト)もチェックを