【シンガポールで終活を考える】新連載開始!終活アドバイザー・吉川和世さん

「終活」とは、人生の終わりをより良く迎えるために、今を整えること
実は、自分や家族が元気なうちにこそ考えておきたい大切なテーマです。

けれど、海外に住んでいると、実家の整理や介護、相続など、気になりながらも動き出しにくいことがたくさんあります。
そして、親や家族のことを考える中で、自分自身のこれからにも少しずつ目が向くようになる方もいるかもしれません。

来週から始まる新連載では、日本で「明るい終活(えんかつ)アドバイザー」として活動する吉川和世さんが、
海外在住者ならではの不安や疑問に寄り添いながら、終活のヒントをやさしく綴っていきます。

終活はまだ先のこと?
いいえ、海外に暮らすいまだからこそ、考えておきたいことがあるのかもしれません。

終活はまだ先のこと?海外在住だからこそ考えておきたいこと

「終活」と聞くと、まだまだ先の話だと感じる方も多いかもしれません。
特にシンガポールで子育てや仕事に忙しい日々を送っていると、「自分にはまだ関係ない」と思うのも無理はありません。

けれど、ふとした瞬間に、日本にいる親の年齢や体調が気になったり、帰省のたびに実家の片付けや介護の話が出てきたり──。
そんな経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

シンガポールに住んでいると、いざという時にすぐ駆けつけることが難しいという現実があります。

また、無料のビデオ通話などで気軽に連絡が取れる時代とはいえ、距離がある分、ちょっとした気持ちの行き違いや意思疎通の難しさを感じることもありますよね。

だからこそ、「親や家族が元気なうちに、どんな準備をしておくべきか」を考えておくことが大切です。
「どう切り出せばいいのか分からない」「実家や相続のこと、何から始めたらいいのか分からない」といった不安も、誰かに相談できるだけで気持ちが少し軽くなるはずです。

そして、親のことを考えるうちに、自分自身のこれからの暮らしや老いについても、自然と意識が向いていくもの。
終活=人生を整えることと捉えれば、今このタイミングで考え始めることにも、きっと意味があるはずです。

海外での終活を考える | ”明るい終活(えんかつ)アドバイザー” 吉川和世さん

吉川さんは1961年鹿児島県生まれ。大学を卒業後、リクルートで大手上場企業の新規部門の採用企画や出版社にて開業医向け雑誌の編集業務を担当されました。
その後、教育系NPO法人を立ち上げ、12年間代表理事兼コーディネーターとして活動。
そして50代後半で離婚を経験し、61歳で10歳年下のパートナーと再婚しつつ、93歳のお母様と同居し楽しいセカンドライフと明るい終活を実践中。離婚案件の相談なども受け付けられています。

吉川さんは、終活の暗いマイナスイメージを払しょくし、明るく有意義な活動として普及させるために、電子書籍の執筆やYoutube制作などを行われています。

「円滑なシニアライフを送り、明るく楽しみながら(=enjoy)天寿を丸く納めるためのendingに向けた活動」として『終活=えんかつ』と呼んでいるそうです。

「いまを楽しむ」ためのヒントに!明るい終活アドバイザー・吉川さんの連載をお楽しみに

吉川さんは、「終活は暗くて寂しいもの」というイメージから「いまを楽しむための整え方”」として、誰にでも始められる終活のヒントを発信しています。

この連載では、吉川さんが、海外在住者の目線に立ちながら、親の終活への向き合い方や、自分のこれからを見つめるためのヒントを、やさしい言葉でお届けしていきます。

シンガポールに住んでいるからこそ生まれる視点や、海外在住者ならではの悩みに寄り添った記事をぜひ、ご覧ください。

 

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