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シンガポールのコロナ対策の今

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【LIFEコラム】シンガポールのコロナ対策の今

2020年1月にシンガポールで初めて新型コロナウイルスの感染症例が報告されてから、早3年。とうとう2023年2月13日から、シンガポールでは公共交通機関を利用する際のマスク着用義務がなくなりました!まだ感染予防のための規制は残っていますが、段々とかつての日常を取り戻しつつあるシンガポールの、コロナ対策の状況をご紹介します。

マスク着用義務の緩和

2023年2月13日より、バスやMRTなど公共交通機関内でのマスク着用のルールが廃止になりました。

医療機関や介護の現場など、感染症に対する抵抗力の弱い人たちがいる場所では、訪問者、スタッフ、患者にマスクの着用が義務付けられています。また、食品取扱者においても、マスクやスピッドガードの着用が引き続き義務となっています。オフィスでも同様に、会社ごとにマスク着用を社内ルールにすることも認められています。

コロナワクチン接種は引き続き無料

予防接種と経口抗ウイルス薬は、対象者には引き続き無償で提供されます。国民だけでなく、PR(永住者)、EPなど長期滞在者、一部の短期滞在者もワクチン接種は無料です。

4月1日より治療・検査の全額補助は廃止に

2023年4月1日から、コロナによる入院や治療は、ワクチン接種の有無に関わらず、政府の全額補助の対象ではなくなります。隔離施設への滞在も必要がなくなります。自主的に隔離を希望する人のために隔離施設の一部は引き続き開放されますが、その場合の滞在は有料です。また、隔離施設は医療機関扱いではないので、メディセーブなどを利用した支払いも不可となります。検査費用も4月1日からは自費です。インフルエンザなどと同じような区分に入るということですね。

TraceTogetherやSafeEntryが不要に

これまでオフィスやショッピングモールなどの入退場記録の追跡のために義務付けられてきたTraceTogetherやSafeEntryも、2月13日からは不要になりました。スマホアプリを使っていた人は削除することができ、トークンを使っていた人はコミュニティセンターなどで返却できます。
これまでどこに行くにもスマホ画面やトークンを提示し半分当たり前のようになっていましたが、それが一切なくなると不思議な感じがしますね。

ワクチン未接種の旅行者の、自国出国時の陰性証明が不要に

ワクチン接種が3回未満の旅行者でも、自国を出国する際のコロナの陰性証明の取得が不要になりました。また、コロナウイルスに関する旅行保険の加入も必要なくなりました。

いかがでしたか?マスクの着用義務は大部分でなくなりましたが、MRTの中では自主的にマスクを着けている人が見受けられます。コロナ以前は日本と違い、そもそも街中をマスクを着けて歩くという習慣はシンガポールにはありませんでした。コロナ禍の数年間で予防のためのマスクが定着したように見えますが、これからまた時間が経過していくとどのようになるのでしょうか。

上記の6つの措置は、これからのコロナの変異や国際情勢の変化によって、また変更される可能性があります。シンガポールに旅行される方は、シンガポールのルールやコロナへのポリシーをよく確認しておいた方が良さそうですね。

マンゴ編集部

誌面制作でのこぼれ話や、誌面未公開情報、編集部が独自に入手したお得情報などを更新します!皆さんのシンガポール生活の心強い味方であり、毎日のささやかな楽しみになることを願って。Thank you lah~!!

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