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【2023年チャイニーズニューイヤー】旧正月の賑わいを現地からレポート!

2023年チャイニーズニューイヤーをレポート!

シンガポールではもうすぐチャーニーズニューイヤー(旧正月・Lunar New Year)の大型連休が始まります。元々は中国の年中行事ですが、中華系の多いシンガポールでも同様に、中華系シンガポール人にとっては日本の年越しにあたる大切な期間です。

西暦の大晦日・元日とは違って中国の旧暦に基づいているので毎年日にちが変わり、今年は太陽暦の1月22日と23日が旧暦の1月1日。24日も祝日になるので、4連休ですね。

チャイニーズニューイヤーを前に街中がとても華やいでいます。
マンゴスティン倶楽部編集部からも、そんなチャイニーズニューイヤーの様子をご紹介します!

チャイナタウンの様子。コロナの状況も落ち着きつつある今、旧正月らしいデコレーションがたくさん出ています。

自宅やお店などに飾る縁起物の飾りもたくさん売られていました。
日本は家内安全や無病息災など色々な願い事がありますが、こちらでは商売繁盛や財運など、金運を呼び込むためのものが多いです。

手前の大きなフルーツはPomelo(晩白柚)で、黄色(=金色)で大きく丸く縁起の良いフルーツとされています。

チャイニーズニューイヤーでは親戚や仕事でお世話になっている人たちにミカンを贈りますが、ミカンも形と色が縁起が良いことや、ミカンを表す「橙 (chéng)」や「桔(jú)」が「成(chéng)」と「吉(jí)」と発音が似ているので成功や幸運の願いが込められ、至るところでミカンが売られています。小さな鉢植えのミカンの木を売っていたりもしますよ。

干支のウサギのデコレーション。
新年に向けてお願い事。観光客も大分増えてきました!
チャイナタウン始め、あらゆる場所が赤いランタンでいっぱいです。

サンテックシティにも赤のデコレーション。これから何か催し物がありそうです。

サンテックシティの別のロビー。ミカンやアワビ、パイナップルタルト、その他期間限定のお菓子などギフトにしたり家でお客様に振舞ったりするためにこの時期は大きなショッピングモールにはこのような売り場ができます。。

オーチャードにはコカ・コーラがデコレーションを出していました!コカ・コーラも赤がシンボルカラーなのでチャイニーズニューイヤーにはぴったりですね。このデコレーションがとっても可愛かったので、写真を撮ってきました。

新年を祝うウサギの前には大きなユーシェン(魚生)。ユーシェンはシンガポールの旧正月には欠かせない縁起物の食べ物です。

細切りの大根や人参やサーモン、胡麻などをこのように盛り付けて、みんなで長いお箸で混ぜて食べます。使われている食材にはそれぞれ縁起の良い意味が込められていますが、その多くは財運に関するもの。このあたりが同じお正月でも日本とは少し違いますね。

スーパーも旧正月のための売り場ができています。

旧正月用の期間限定パンも。ウサギモチーフがたくさん。左側はパイナップルの形のパンですが、パイナップルはその形と、漢字で書いた時の名前(鳳梨)が縁起が良いとされています。

ウサギにちなんでキャロットケーキがのったパン。キャロットケーキは名前はキャロットですが、大根で作ったお餅です。キャロットケーキの炒め物はシンガポールのローカル料理ですね。

新年の贈り物のためのパッケージやお菓子、デコレーションがこのようにどこでも売られています。

いかがでしたか?チャイニーズニューイヤーが近づくと特に中国系の人たちがとてもウキウキ、ソワソワしています。ユーシェンやアンパオ(親しい人に渡すお年玉のようなもの)を用意したり、家にデコレーションを飾ってみたりと日本にはない旧正月のイベントを楽しんでみるのも良いのではないでしょうか!

マンゴ編集部

誌面制作でのこぼれ話や、誌面未公開情報、編集部が独自に入手したお得情報などを更新します!皆さんのシンガポール生活の心強い味方であり、毎日のささやかな楽しみになることを願って。Thank you lah~!!

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