シンガポールで終活を考える | 終活アドバイザー・吉川和世のコラム #1

突然ですが、「終活」について考えたことはありますか?

「まだ若いし」「今はシンガポールで実家と離れているし」「家族がそんな雰囲気ではない」のように、ネガティブなイメージを持たれている方も多いかもしれません。

この連載を読むと、終活に対する考え方が変わるかもしれません。

はじめまして | 終活アドバイザー・セカンドライフの人生ナビゲーターの吉川和世です

こんにちは、はじめまして。

鹿児島県出身で、現在東京都に住んでいる“セカンドライフの人生ナビゲーター”ライフビジョン研究室主幹の吉川和世と申します。

家族は、93歳の母親と10歳年下のパートナーと、2匹の保護猫獅子丸君とののちゃんです。

一人娘はアメリカ人と結婚していて、テキサス州に住んでいますので、私は皆さんの親御さんと同じ立場になります。

今回から、「シンガポールで終活を考える」という連載を始めさせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。

「終活」を始めるきっかけ作りの難しさ

最近ニュースでも取り上げられているので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、ある葬儀会社が20代から70代の方1500人に行ったアンケートで、「20代でも5人に1人が終活をしている」という結果が公表されました。

全年代で終活をしていると答えたのは24.6%、そのうち最も多い70代は40%、2番目に多かったのが20代で26.8%でした。

具体的な終活の取り組みは、全体では「生前整理」が8.5%と最も割合が高く、次に「家族との話し合い」(8.3%)、「エンディングノートの作成」(6.2%)でした。

20代の終活では、「家族との話し合い」が8%と最も多く、続いて「遺書の作成」、「遺影の撮影」が7.2%という結果となっています。

注目していただきたいのが、「家族との話し合い」ですが、これがなかなか難しいというのが現実問題としてあります。

しかも、マンゴスティン倶楽部読者の方はシンガポールに住んでいらっしゃるので、もっと難しいのではないでしょうか。

私がこの連載を通してマンゴスティンの読者様にお伝えしたいこと

このコラムの連載では、

終活って何? いつから、何をすればいいの?

親の終活を進めるためにはどうしたらいいか?

自分のための終活とは?

ということについて書いていきたいと思います。

私はミドルシニアの方のセカンドライフの人生設計のお手伝いとカウンセリング、コーチングをしていますが、セカンドライフの中で「終活」は必要不可欠なことで、明るい将来を作るためにぜひ取り組んでいただきたいとお勧めしています。(ファイナンシャルプランナーの資格を持っていますが、保険商品や金融商品は扱っておりません)

読者の皆さんはまだまだ終活やセカンドライフは先のことで、今の生活のことしか考えられないとは思いますが、少し先の未来を見ながら現在を生きると、毎日の行動が変わってくると思いますので、どうぞ「自分事(ごと)」としてお読みいただければと思います。

実はセカンドライフを早めにイメージして、終活をすると良いことがたくさんあるんです。

① 充実した時間を過ごせます
② お金を計画的に使えます
③ 不安や悩み・将来のリスクが少なくなります
④ 認知症になっても何とかなるんです
⑤ 孤独死のリスクが低くなります
⑥ 相続時のトラブルのリスクが少なくなります

そして、一番大きなメリットは、
⑦ 悔いが残らない人生が送れる!ということです。

さらに、「終活をすること」はご自身だけではなく、ご家族も、社会的にも大変良いのです。

「終活をすること」は医療費、介護費用などの増加による税制逼迫、空き家問題、高齢者の孤立・孤独死の増加、熟年離婚、争続などの社会課題の解消にもつながります。

私が新たに提案したい「終活」の定義とは?

ライフビジョン研究室の終活の定義は、

・自分自身を整理してスリム化する

・自分の気持ちや意思を残し、伝える

・自分の人生を悔いなく生きるようにする

です。

そして、私が多くの人にお伝えしたいことは、

終活に対する誤解を解いて、終活のネガティブなイメージをポジティブに変えるということです。
*ネガティブな終活のイメージを変えるヒップポップな歌を作りました。https://youtu.be/9KoQ9hv12uA

※終活に対する誤解とは…

「終活は死ぬときのための準備」
「終活は高齢になってからするもの」
「終活は残される家族のためにするもの」

次回は、この3つの誤解をひも解いていきますのでお楽しみに。

*終活についての疑問や質問があれば、「マンゴスティン倶楽部読者」として、お気軽に以下のフォームよりお問合せください。
https://ennkatu.hp.peraichi.com/consul
ご相談者様の許可をいただいたうえで、個人情報・プライバシーに配慮して、できるだけ連載中にお答えさせていただきます。

この記事を書いた人
ライフビジョン研究室 主幹 吉川和世

1961年鹿児島県生まれ。大学を卒業後、リクルートで大手上場企業の新規部門の採用企画や出版社にて開業医向け雑誌の編集業務を担当。

その後、教育系NPO法人を立ち上げ、12年間代表理事兼コーディネーターとして活動。50代後半で離婚を経験し、61歳で10歳年下のパートナーと再婚しつつ、93歳の母と同居し楽しいセカンドライフと明るい終活を実践中。離婚案件の相談なども受け付けている。

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