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BUSINESS COLUMN vol.1

ビジネスパーソンのためのコラムがスタート。執筆は、商社、メーカーに勤めたのち、経営コンサルティング会社で国内、海外の様々な経営者やビジネスパーソンと接した経験を持つ小林昇太郎氏。現在、「事業維新-What!?」を立ち上げ、企業と経営者、そこで働く人、地域を活性化させるためのプラットフォームづくりを行う同氏が語ることとは?


特別な人だけが成功するわけではない

このコラムでは、日頃のコンサルティング現場から、ビジネスネタや少しでも役立つ情報などをお伝えしていく。

第1回は成功するための条件。これまで仕事柄、多くのビジネス成功者、豊かで幸せな人生を手に入れた人達と付き合ってきた。今も、そういった人達のビジネスのお手伝いをしている。その中には、フォーブス誌の長者番付に載るような成功者や高い能力やスキルを駆使し、若くして一代で資産を築いた成功者もいるが、そういった人達だけでなく「普通の人」が成功者になっていく過程も多く見てきた。

普通の人と言っても様々で、男性、女性、学生、個人事業主、サラリーマン、OL、主婦、フリーター、学生時代は手が付けられないほどの不良など多岐に渡る。その人達がどういった経緯、手段で成功者になり得たのかも千差万別だ。言い換えれば、あらゆる人に成功への門戸は開かれているが、多くの人はそのことに気付いていない。

 

成功者を生み出しやすい環境が整う現代

昨今、成功者の数は増え、そこに到達するスピードも速まっている。以前と比較して、これからの時代は成功者を生み出しやすい市場環境とそれを後押しする仕組みが整いつつあるからだ。

ここ最近のDX(デジタルトランスフォーメーション)やSNSなどデジタル化社会の進展。DXはこれまで負荷が大きかったバックヤード的な業務、例えば、財務、会計処理などを大幅に軽減してくれる。また、SNSは遠く離れた地方や海外であっても事業者とパートナーとの距離を縮め、顧客との接点を作り、関係を深め、少ないリソース(人、物、金)で、これまで以上に多くのビジネス機会を作りだす。

普通の人が成功するために必要不可欠なもの、それは成功のための「情報」である。これは、①「正しい情報」であることはもちろん、②「正しい人から」、③「正しいタイミング」でもたらされなければならない。これが1つでも欠けると成功することは難しい。

次回以降も役立つ情報をお伝えしていきたい。

コンサル小林昇太郎のビジネス・エッセンス 第2回
コンサル小林昇太郎のビジネス・エッセンス 第3回
コンサル小林昇太郎のビジネス・エッセンス 第4回


◆著者紹介
小林昇太郎(こばやし しょうたろう)

(Photo by Masaya Abe)

商社、非鉄金属メーカーを経て、船井総合研究所に入社。経営戦略事業部にて富裕層ビジネス研究会を立ち上げる。大手自動車メーカーのビジネスカレッジ講師、韓国ソウル市諮問官、その後、株式会社LUFT ホールディングス取締役 経営戦略室 室長を経て2019 年2 月 株式会社Bizres 代表取締役に就任。経営者に時流の情報を提供する、事業維新‐What!? を主催。地域創生、活性化をテーマにコンサルティング活動を行なっている。著書に『ビリオネアビジネスの極意 』『絶対に断れない営業提案』『図解 富裕層ビジネス最前線』などがある。YouTube にて「事業維新チャンネル」配信中。

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