ITサポートのプロ集団、Kawatecによるコラム。第5回目となる今回は、リモートワークのためのMicrosoft Teams活用法についてお伝えします。
Microsoft Teamsとは?
Microsoft Teams(以下「Teams」という)とは、Microsoftが提供するチャット・音声通話・テレビ会議・社内Wikiなどの機能が一つになったコミュニケーションツールです。
パソコンもしくはスマートフォンにTeamsのアプリをダウンロードして使用します。
2021年7月に廃止されるSkype for Businessの後継製品となりますが、Skypeの既存機能にプラスして多くの追加・改善がなされています。
チャット・音声通話
1対1のプライベートチャットやグループチャット、音声通話を行うことができます。
基本的な機能はSkypeやLINEなどのアプリと同じで、文字だけではなく画像やファイルのやり取り、メッセージの保存・検索などの機能があります。
特徴は、同じMicrosoft製品のWord/Excel/Power Pointのファイルが送られてきた場合に、Teamsのアプリ上ですぐにファイルが表示されることです。
わざわざファイルをダウンロードしてアプリを立ち上げる手間がかからず、作業を効率化することができます。
テレビ会議
インターネット回線を利用して、1対1や複数人のグループでテレビ会議を行うことができます。
テレビ会議は参加者を招待すると開始され、社外の参加者であってもゲストとして参加することが可能です。
会議はいつでもすぐに開始することができますが、特定の日時に会議をセッティングすることもできます。
参加者が招待を承認すると参加者のスケジュールに自動で予定が登録されます。
また、テレビ会議中に画面共有機能を用いれば、パソコンの画面をリアルタイムに共有することができます。
これはプレゼン時の資料説明によく用いられ、非常に便利な機能です。
これまでは相手に都度ファイルを送って、ページ数などの情報を細かく伝える作業を行っていましたが、画面共有機能により、この作業が不要となりスムーズなプレゼンを行うことができます。
社内Wiki
社内Wikiとは、必要となる情報やノウハウがWiki形式でまとめられた情報共有プラットフォームです。
メンバーであれば誰でもアクセス・編集できることが特徴です。
メールのやり取りのみで共有された情報は時が経つと埋もれてしまい、いざ必要となった際に探すのに時間がかかります。
社内Wikiがあることで、このような検索の手間を減らしたり、不明点や困ったことがあった場合のヘルプサイトとして役に立ちます。
導入から支援までをサポート
KawatecはシンガポールでMicrosoft Teamsの導入支援から運用までワンストップサービスを提供しています。
詳しいサービス内容については、カワテック法人営業担当の福田までご連絡をお願い致します。
Kawatec Pte. Ltd.
2007年に設立したITサポートのプロ集団。日本を離れ、シンガポールに進出した法人様が安心して業務に打ち込める環境をサポートしたい想いで、親身なITサポートサービスを続けてきました。パソコンの導入・修理・サポート、サーバー、ネットワーク構築、LAN構築から電話回線引き込みまで、業務に欠かせないオフィスのIT環境のすべてにワンストップで対応します。