シンガポールでドアアクセス制御を使った入退室管理システムを活用する
ITサポートのプロ集団、Kawatec(カワテック)によるコラム。今回はシンガポールでドアアクセス制御を使った入退室管理システムをご紹介します。
ドアアクセス制御を使った入退室管理システムとは?
個別のスタッフの生体情報もしくはICカードを入退室管理システムに登録し、ドアに設置された読み取り機で登録情報の認証を行うと、扉が自動で解錠され入退室が可能になるシステムです。オフィスに入れる人や時間を制限すると同時に、「いつ」「だれが」「どこで」入退室を行ったという情報を記録することが可能です。システムは社内ネットワークに接続されており、社内LANに接続されたパソコンやサーバーに専用の管理ソフトウェアをインストールし、スタッフ情報の登録やレポートの出力を行えます。オフィスの入退室管理やサーバー室のセキュリティ強化、労働時間の管理データとして幅広く活用されています。
シンガポールのオフィスで代表的な3つの認証方式
- 非接触ICカード型
各スタッフにICカードを配布してオフィスの入退室を行います。シンガポールのオフィスでは最も普及している認証方式です。
- 指紋認証型
各スタッフが指紋登録を事前に行い、入退室時に指紋を装置に認識させることでドアの開錠を行います。普及度と認知度の高さから現在でも第一線の生体認証装置として利用されています。
- 顔認証型
各スタッフが顔情報の登録を事前に行い、入退室時に顔情報をカメラに認識させることでドアの開錠を行います。
導入方法
導入は基本的に入口と出口の両方にカードリーダーを設置します。その後、入口のガラス扉に電磁式電気錠を導入して、入退室管理システムとのリンクを行います。
電磁式電気錠とは、強力な電磁石の磁力を鍵として利用したオートロックシステムです。
事務所不在時には、通常のカギを併用することで、「電磁式電気錠」と「物理的な鍵」の2重の鍵でセキュリティを強化します。
従業員の入退室履歴レポート
日々の入退室履歴データを自動で収集してレポートとして出力することができます。人事担当の方は、入退室の履歴データを労務管理に利用できます。機器の中には、出社のシフトや昼休みの時間を設定することができるものもあり、余計な手間をかけることなくレポートを自動作成することが可能です。
入退室管理システムの導入設定はカワテックにお任せ!
Kawatecではシンガポールでドアアクセス制御を使った入退室管理システムに関する導入・サポートサービスを行っております。ご質問等なんでもお気軽にお問い合わせくださいませ。日本人スタッフが対応させていただきます。ご相談・お見積りは無料にて承っております。
2007年に設立したITサポートのプロ集団。日本を離れ、シンガポールに進出した法人様が安心して業務に打ち込める環境をサポートしたい想いで、親身なITサポートサービスを続けてきました。パソコンの導入・修理・サポート、サーバー、ネットワーク構築、LAN構築から電話回線引き込みまで、業務に欠かせないオフィスのIT環境のすべてにワンストップで対応します。
Kawatec
- 店名:Kawatec(カワテック)
- アクセス:420 North Bridge Rd. #03-20 North Bridge Centre, (S)188727
- 電話番号:6743-4530
- ホームページ:Kawatec
- Email:info@kawatec.com
コラム
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