ITサポートのプロ集団、Kawatecによるコラム。第3回目となる今回は、セキュリティ対策についてお伝えします。
日頃気になるのが、社員のパソコンやスマートフォンのセキュリティ対策です。
実は個人と企業のセキュリティ対策サービスは大きく異なるため、企業で導入する際には適切なサービスを選択する必要があります。
今月は、最新の企業用セキュリティ対策サービスからTrend Micro Worry-Free Business Securityについてご紹介します。
Trend Micro Worry-Free Business Securityとは
トレンドマイクロ(Trend Micro)が提供する中小企業向けのクラウド型セキュリティサービスです。日本では主にウイルスバスターという名前で販売されています。WindowsやMacのパソコンだけでなく、iOSやAndroidのスマートフォン・タブレットのウィルス・スパイウェア・迷惑メール対策、URLフィルタリングなどの多くの機能を搭載しています。インストールするPC毎にパッケージを店頭で購入するのではなく、オンラインのポータルサイトからライセンスを購入し、PCにインストールを行います。
煩雑で高額な管理コストを大幅カット
従来型の企業向けウイルス対策ソフトの多くには、以下のような問題がありました。
✔導入するためにサーバーを購入する必要があり、初期費用と保守費用が高額になる
✔ライセンスの更新忘れや期限切れが頻繁に起きる
✔ウィルスの感染状況を把握するのに手間がかかる
✔スマートフォンのセキュリティ対策ができない
これらの問題を解決するために、Trend Micro Worry-Freeでは企業毎に個別のポータルサイトが用意されています。
このポータルはクラウド上に存在するため、インターネットに繋がっていればいつでもどこからでもデバイスの状態を確認することができます。
これにより、ライセンス更新やトラブル対応による管理費用を抑えてセキュリティ対策を行うことができ、ITの担当者がいない場合でも手間なくセキュリティ対策を行うことができます。
[ポータルサイト例]
Trend Micro Worry-Free Business Security導入による7つのメリット
1)様々なデバイスの一元管理
2)社内管理サーバーが不要
3)ウェブサイトとメールからのウィルス感染をブロック
毎日リアルタイムで更新されているトレンドマイクロの評価データベース情報を基に、危険なウェブサイトへのアクセスや電子メールのフィッシング詐欺を未然にブロックします。
4)ランサムウェア対策
5)URLフィルタリング
業務上必要のないウェブサイトのアクセスすることを禁止する機能。
6)モバイルデバイス管理(MDM)の機能
iOSとAndroid向けのリモートロック、リモートワイプ、パスワードポリシー設定などモバイルデバイス管理機能も搭載しています。
7)USBデバイス制御
USBメモリなどのアクセス権限の設定が可能です。
導入から支援までワンストップでサポート
実際の導入事例は、「パソコン300台のウイルス対策ソフト移行プロジェクト事例」(外部リンク)で紹介しているので、ぜひ一度ご覧ください。
KawatecはシンガポールでTrend Micro Worry-Freeの導入支援から運用までワンストップサービスを提供しています。詳しいサービス内容については、カワテック法人営業担当の福田(ふくだ)までご連絡をお願い致します。
Kawatec Pte. Ltd.
2007年に設立したITサポートのプロ集団。日本を離れ、シンガポールに進出した法人様が安心して業務に打ち込める環境をサポートしたい想いで、親身なITサポートサービスを続けてきました。パソコンの導入・修理・サポート、サーバー、ネットワーク構築、LAN構築から電話回線引き込みまで、業務に欠かせないオフィスのIT環境のすべてにワンストップで対応します。