シンガポールでLAN配線工事をしてネットワーク環境を整えよう
ITサポートのプロ集団、Kawatec(カワテック)によるコラム。今回は、シンガポールでのLAN配線工事についてご紹介します。
どんな時にLAN配線工事って必要なの?
例えばこんな時にLAN配線工事が必要です。
- 新しくオフィスを新設したい。
- オフィスのレイアウトを変更したい。
- オフィスのLAN環境のスピードを改善したい。
- オフィスのLAN配線がぐちゃぐちゃなので、綺麗にLAN配線をやり直したい。
- セキュリティカメラや無線LANの機器を天井に設置したい。
社内LANをギガビット化へ、ケーブル規格はCAT6以上がお勧め
LAN配線工事を行う前に、下記のようにLANケーブルの規格を選定する必要があります。
Cat5規格のLANケーブル
Cat5規格のLANケーブルは転送速度は100Mpbs (0.1Gpbs)しかありません。サーバーやパソコンがギガビット通信に対応していても、スイッチングハブとLANケーブルがギガビットに対応していなければ、最高の通信パフォーマンスを発揮することはできません。
Cat5e規格とCAT6規格のLANケーブル
Cat5eの規格の通信速度は1Gbpsですが伝送帯域が100Mhzしかないので、多くのデータを送ることができません。
伝送帯域とは、水が流れるパイプの大きさのようなものであり、伝送帯域が大きいほど伝送データ量が大きくなります。また伝送帯域に余裕がないとノイズの影響を受けやすくなり、通信速度の低下や通信が不安定になることもあります。
その為、一般的に伝送帯域に余裕があるCAT6規格のLANケーブルを使用するのがお勧めです。スイッチングハブなどの中継機器もギガビット対応のものへ変更することをお勧め致します。
オフィスレイアウト図を準備する
オフィスレイアウト図があれば、オフィスのどこにLANケーブル配線が必要なのか分かりやすくなります。下図の例の場合、合計で12本のLANケーブル配線工事が必要であるということが分かります。
LAN配線工事の流れ
要件定義
ITエンジニアが現地調査、ヒアリングを行い必要な要件を確定し、オフィスレイアウト図に配線内容を記載します。
要件定義の際には下記のような注意事項があります。
- オフィスの床がOAフロア(レイズドフロア=Raised Floor )の場合は、床下に配線を行う必要がある。
- LANケーブルの規格上1本のケーブルで最長100メートルまでしかカバーできない。
- もし長さが100メートル以上となった場合は、必要に応じて中継用スイッチ(Switch)を設置する必要がある。
- ルータやスイッチ及びパソコンを接続できるようにするために、配線だけでなく、LAN用モジュラージャック(RJ45)を取り付ける必要がある。
- LANケーブル毎にケーブル番号が記載されたラベルを貼る必要がある。
LAN工事
オフィスレイアウトに沿ってITエンジニアが配線工事作業を行います。
ネットワーク機器(ルーター、サーバー位置)から端末(パソコンやプリンター)までの配線工事を行います。一時的にネットワークが使えなくなる可能性があるため、ダウンタイムを避けたい場合は業務時間外の作業のアレンジが必要になります。
テスト作業
接続に問題がないか、各ケーブル・LANポートにパソコンを接続しネットワークへアクセスできる確認します。
LAN配線工事作業はカワテックにお任せ!
KawatecではLAN配線工事作業を行っております。ご質問等なんでもお気軽にお問い合わせくださいませ。日本人スタッフが対応させていただきます。ご相談・お見積りは無料にて承っております。
KawatecでのLAN配線工事作業例
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2007年に設立したITサポートのプロ集団。日本を離れ、シンガポールに進出した法人様が安心して業務に打ち込める環境をサポートしたい想いで、親身なITサポートサービスを続けてきました。パソコンの導入・修理・サポート、サーバー、ネットワーク構築、LAN構築から電話回線引き込みまで、業務に欠かせないオフィスのIT環境のすべてにワンストップで対応します。
Kawatec
- 店名:Kawatec(カワテック)
- アクセス:420 North Bridge Rd. #03-20 North Bridge Centre, (S)188727
- 電話番号:6743-4530
- ホームページ:Kawatec
- Email:info@kawatec.com
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