【週末海外旅行】マレーシア・マラッカでプラナカン文化に触れよう #スタッフおススメ #マレーシア土産

マレーシア・マラッカのババ・ニョニャ博物館へ

海外旅行のチャンスが増える今、隣国シンガポールから行きやすく、異国情緒を味わえるマレーシア。広いマレーシア中でも今回は、2022年7月号で特集したショップハウスのスピンオフ。シンガポールからちょっと離れ、マラッカのプラナカン文化のわかる博物館に行ってきたレポートです!(最後にグルメ・お土産情報もあります)

 

▼マラッカ(MALACCA/ MELAKA)はどこにあるの?

シンガポールからはクアラルンプール空港に移動、その後バスで2時間ほど。半日くらいで回れる、それほど大きくない、世界遺産の観光スポットです。歴史的な建物を見るならぜひマラッカへ。

まず有名なのは、赤茶色と白い十字架があざやかな「オランダ広場」の教会(Christ Church Melaka)。噴水の前で写真を撮る人もたくさん。他にも有名な教会もあり、西洋色の強い独特な風景を作っています。

マラッカはもともと、マラッカ海峡という名称からもわかるように、太平洋とインド洋を結ぶ交通の要衝。イギリス、オランダ、ポルトガルなど西洋列強が注目し、たびたび進出してきた場所でもありました。様々な国の統治の歴史に加え、中国系や他文化も混ざり、不思議な雰囲気を保っています。

また、海にはりだした、こちらマラッカ島のモスクも有名。キレイな青い海が目前です!

オランダ広場から車で15分ほどでアクセスはよいのですが、観光という点では、モスク周囲は再開発が中止になってしまった場所らしく、閑散としています。他に時間をつぶせる場所もほとんどないので、タクシーで行ってタクシーで帰る、というのが一番安全かもしれません(2022年6月時点)。

なお、モスクはムスリムの方々のお祈りの場所。一般観光で建物内部(外側から見る)場合でも、男女にわかれて、靴を脱ぎ、肌を露出させないよう貸出のローブを身に着けて見学します。トイレも外にあるPublicのものを使う必要がありますのでご注意を。

さて今回は、baba & nyonya Heritage Museum があるチャイナタウンで街歩きしながら、プラナカン文化に触れようと思います!

▼チャイナタウン周辺を散策

マラッカ川の西側エリアにあるチャイナタウンは、ショップハウスが立ち並ぶ観光地です。シンガポールと違い、いろいろなテイストのもの、カラフルなもの、非常に新しいものからすごく古いものまでが、ずらっと並んでいるのが印象的でした。

カフェ(Kafe)もいくつかありました。こちら、Far East Cafeの2階壁面には、壁と同系色の「潮州」の文字が見えます。また、樹木、花、鳥などの凝ったレリーフの模様が入った装飾も。

あるいは、西洋的な原色のものも。ヤシの木が似合いますね。Geographer Cafeというお店です。

▼ババ・ニョニャ・ヘリテイジ(博物館)へ

カオスなようで統一感のあるこの通りになじむようにして、baba & nyonya Heritage Museum の看板がありました。この家は、1985年3月に博物館として開館する前は、チャイニーズ系のプラナカン一族が4世代にわたり住んでいたそうです。

▼豪華絢爛の品々!

入り口に入ると、豪華絢爛な品々に驚きます。もともとはChan Cheng Siewさんという方のすまいでした。マラッカ海峡生まれの中国人の2代目でしたが、大規模農園での成功、中国系寺院や一族のグループでの活躍、そして投資家としても成功。中国系移民男性のババ(baba)として、マレー系女性のニョニャ(nyonya)の奥さんやプラナカンの子供たちとともに、代々住み続けました。

そのような背景で発展したプラナカン文化。たとえば、どっしりとした存在感あるテーブルやいす、棚などに、華奢な飾りなどが融合したものなど、独特の雰囲気。近づいてよくみてみると、高価な石の模様や貝の細工など、贅を尽くしたものばかりであるのがわかります。社交の場でもあった部屋の豪華なテーブルを囲み、さまざまな商談が行われたことでしょう。

上の階に移動するちょっと急な階段。上品な模様のプラナカンタイルが1つ1つ貼られ、裏側にも模様があります。見られることを徹底的に意識し、随所までこだわりがあるのがわかります。パステル調とシックな色のものが同居しているのが、興味深いと思いました。

▼婚礼のための民族衣装を見てみると…

新郎さん:
新婦さん:

2階がマスタールームになっていて、婚礼の衣装が飾ってありました。男性の鮮やかなピンク、女性の頭に乗せた飾りなど、見たことのないものばかりです。パステルカラーが基調というだけあって、とても上品な色合いです。牡丹、鳳凰などのモチーフがきれいで、ピンク×ゴールド、オレンジ×ブルーの配色は現代で見てもおしゃれ。当時最高の技術をもって作られたのだろうと思います。

衣装の他にも、婚礼用家具や生活のもの(洗面台、トイレ用桶)、あるいは麻雀卓など、など日々の生活を楽しませた品を見ることができます。先ほど上がってきた階段は、夜には2階の入り口に覆い(パネル)がされ、まるで蓋がされたようになります。就寝時に、家族が落下しないように、あるいは外から侵入されないようにしたのだとか。

▼キッチンエリア

大家族が前提だとやはり気になる、毎回の食事作り…!

大きなキッチンには、焼いたり、煮たり、すりつぶしたり、などさまざまな調理法ができるようになっており、食器棚にはサンプルのスパイスが並べられていました。物流が盛んなマラッカ、さぞかしいろいろな素材やメニューがあり、かつ食事担当も何人もいたことでしょう。

調理場近くには小さな銅鑼(ドラ)があって、ごはんが出来たらこれを打つと、2階から子供たちが下りてくるそうです。どの時代にも「ごはんですよー」という声が聞こえてくるのは、どこか幸せなことだなと思いました(作る方は大変ですが)。

キッチンとは別に、饗宴用の食器も飾ってありました。どの文化でもやっぱり食はとても大事なのかもしれません。

大家族が暮らした豪勢な暮らしの裏には、ここまで財を築き、この地に根を下ろした先代の苦労や、いわゆる異文化ルーツ同士の結婚での悩みもあったのだろうと思いますが、それ以上に、一族ならではの楽しさ、にぎやかさ、広がりもあったのだろうなと思いました。

プラナカン雑貨を売るお土産スペースもありました。繊細なビーズの小物やクロス、コースター、本、昔のお金など面白いものがありましたよ。

▼まとめ

いかがでしたか? マレーシア側から見たプラナカン文化が垣間見え、写真映えも抜群のマラッカ。あなたもマレーシア旅行に行ったらぜひ、立ち寄ってみてくださいね。

baba & nyonya Heritage Museum

📸シンガポール写真映えスポットはInstagramも要チェック!

 

🍴おまけ1(マレーシアグルメ)

マラッカのRestoran Ole Sayang(親切)。スパイシーなもの、甘めのものなどいろいろな味のニョニャ料理が味わえます。ローカルの人も多く見かけました。

一方、ところ変わって、中心部クアラルンプールのPeranakan Place @NU Sentralチャーハンパラパラ、チキンがソフトでカリカリ&ソースも味わい深かった!

🛍おまけ2(マレーシア土産)

スタッフKMおススメ、シンガポールのスーパーでも見かけるBOH teaはマレーシアブランド。マレーシアのISETANの食品コーナーはお土産も充実していて、このような美しい缶入り(こちらはハイビスカス・ゼスト)商品も多数。それほど高くなく入手できます。

Beryl’sも同じく、シンガポールのスーパーでも見かけますが、もともとはマレーシアのスイーツブランド。こちらは大きさも大きすぎず、持ち帰りやすいです。いろいろな味のものをお茶と一緒にお土産にしたらうれしいティータイムになりますね。

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