子育てスペシャル ベテランママ・パパ向け

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2019月5月17日(金)

前編にて、フィリピン・セブ島への短期間の子連れ語学留学数が増えていることをお伝えしました。

今回は、実際に体験したかたにインタビューどんな授業だった? 英語力は伸びたどのような留学生活だったの? 正直、いくらくらいかかるものなの? などなど、疑問にお答えいただきました。

なぜ、プチ母子留学へ?

2018年、当時6歳(小学1年生)の娘さんとともにセブ島への4週間の語学留学を果たしたTさん(20代)。娘さんは日本で英会話教室に通わせていたといいます。

「A〜Zは書ける、appleなど簡単な単語は読み書きできる、簡単な挨拶もゆっくりならできる。でも、週1回、1年間通わせてこの程度だと、もったいないかも……と感じていたんです」

また、自分自身の英語力に対する思いもあったのだそう。

母親だから、という理由であきらめていた留学を実現させたくて。子どもがいるのに無理だと思いつつ留学について調べてみて、親子留学の存在を知りました」

娘さんには、まずは英語に慣れてもらいたい。そして自分の夢も実現させよう。この思いをきっかけに、Tさんのプチ母子留学は決まりました。

いくつかの候補地から、セブ島を選択!

親子留学の候補地として挙がったのは、オーストラリア、フィジー、セブ島。しかしオーストラリアは値段がかなり高く、候補からはすぐに除外。

「フィジーとセブ島を比べてみたところ、フィジーはグループレッスンに特化しているのに対し、セブ島はマンツーマンレッスンに特化していることを知りました。英語超初心者ゆえマンツーマンでみっちり指導を受けたいと思い、セブ島に決めたんです」

訪れたことのない国、ましてや娘さんにとっては初めての国。治安や衛生面での不安はあったものの、セブ島の中心地で人通りが多く、安全といわれるエリアにあり、ホテル滞在できる学校を選択することで不安を払拭。

「学校は、親がいいと感じても子どもに合うかわからないので、情報を慎重に集めるべきです」

楽しい! と感じられることが中心の授業構成

「わたしが通っていた学校は、基本的に同じ講師に学ぶ、担当制のスタイル。講師のかたがとてもおもしろく、『先生と話したい!』と思うことで一気に英語力が伸びた気がします」

文法学習に苦手意識のあったTさん。旅行や夢、恋について、外国人ゆえ文化的背景の異なる講師とフランクに話すことは、英語でのコミュニケーションは楽しいと感じるきっかけになったといいます。

一方、娘さんはというと……。

「飽き性な娘はスマホアプリ『SNOW』を使って自己紹介ムービーを作成したり、じっとしていられない時は教室から出てゲームをしたりと、先生に工夫していただいてとても嬉しそうに取り組んでいました。卒業式に娘の先生が号泣してくれたことに感動!」

話す機会がたくさんある、ひとりひとりに合わせて柔軟に授業を構成してもらえることは、マンツーマンレッスンの最大のメリットといえます。

語学力アップにとどまらず、精神的にも成長

当初は“Where are you from?”、”Why do you study English?”などの質問に、考えて答えることができる程度。リスニングスキルは無に等しい状態だったというTさん。

留学1週間が過ぎたころから、英語への苦手意識が薄らいで、先生の英語が少しずつキャッチできるように。先生と話したい一心で、毎日、『明日は何を話そうかな』と考えていたおかげで、卒業式には紙を一切見ずにスピーチができるようになったのは、大きな成長だと感じました。娘も現地の小学生とすぐに打ち解けていましたし、わたしがいなくても自分の気持ちを先生や友達に伝えられるようになっている姿がとても嬉しかったです」

2人で同じ「英語」という目標に向かって取り組むことで、互いに成長し、その成長を直に感じることができるのが、母子留学の魅力だとTさんは話します。

また、自分に自信が持てるようになったとも。

「セブ島に来た当初、英語力の低さから、外出時はずっと下を向いていました。声をかけられるのが怖かったんです。理解できなかったらどうしよう、返事ができなかったら恥ずかしいと思って」

変化が生まれたのは、2週間が経過したころ。

「英語を聴くことが楽しくなり、前を向いて歩けるようになりました。そうしたら、どこに行っても挨拶や声をかけてもらえて。これからは自信を持って歩こうと思います。英語って、素敵なコミュニケーションツールですね」

留学前は社会福祉関連の仕事をしていたTさんは、現在はセブ島へと移住し、IT関連企業へ転職。

「オンライン英会話のシステム開発をしています。ローカルスタッフに指示を出す際は、もちろん英語です」

まだまだ日常会話レベル、と謙遜するTさんですが、ローカルスタッフと旅行に出かけることもあるそうで、4週間というプチ留学は、彼女の世界を大きく広げたようです。

【Tさんの留学データ】

通った語学学校:ユニバースイングリッシュ スクールセブ

期間:4週間(1日6時間のマンツーマン授業、母子それぞれ受講)

かかった費用:総額約70万円(スクール費約50万円。その他、渡航費・保険・食費など)

1日の過ごし方(平日):起床後、ホテルで朝食をとり、ロビーに迎えにきてくれた講師とともに登校。午前9時から午後3時まで受講し、ホテルへ戻って宿題。夕方以降は周辺レストランで食事をとったり、部屋で映画を観たりするなど、自由時間。

       (週末):ショッピングモールや観光スポットめぐり、おいしいレストランを調べて出かける、カラオケへ行くなど、毎週末、アクティブに活動。

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いざ、子連れでのプチ語学留学へ(後編)