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個性あふれるマンゴスティン倶楽部の編集部メンバーが日替わりで更新中!シンガポールのリアルライフをお届けします。

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リビングに本でいっぱいの本棚を

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  • 2018年4月21日
こんにちは。土曜日の梓です。
 

最近、外出時に4歳の息子が私と一緒にトイレに入りたがらないんです。
ボクおとこのこのほうにいく、と言って男子トイレに行くようになりました。
手塩にかけて育ててきたのにこんな仕打ちを受けるなんて。。。成長を素直に喜べません。。泣きそうです。

 

そんな息子は絵本が大好きで、小さい頃から集中して聞いてくれます。
私は自分が読書はあまり得意ではなかったので、子供には絶対に本好きになって欲しいという思いがあり、読み聞かせは大事な時間となっています。

 

 

言うまでもなく、『本=知』
人一人にできる経験には限りがありますが、それを補ってくれるのが本。

 

 

息子は生まれた時からシンガポールで、日本語も日常的には私からしか聞くことがないのですが、自分のことを「ボク」と言うようになったし、お地蔵さんも知るようになったし、こないだは突然ふいに「ダイハンジョウ」なんて単語を言ったのでびっくりしました。
私が今まで例えば「あのチキンライス屋さん、大繁盛してるね〜」なんて言った覚えはないので、やはり本の力は侮れません。

 

 

ここで私が息子のために選んだ絵本を紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『こぐまちゃん』シリーズは息子が小さい頃本当によく読みました。
明快な色使いと簡潔な言葉が、ディック・ブルーナの『うさこちゃん』シリーズと共通していてこどもにも分かりやすいです。
特に『しろくまちゃんのほっとけーきはホットケーキが焼けていく過程が見開きで見事に描写されていて、一気にこどもの心を惹きつけると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小さい頃はリズムやゴロの良い文をよく選んでいました。
『あのやまこえて どこいくの』は七五調の文、『おやおやおやさい』は「かぼちゃのぼっちゃん かわにぼちゃん」など韻を踏んだ言葉遊びが楽しく、それぞれ口ずさみたくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『くろねこかあさん』は七七調の文でリズミカル。

子育てに大奮闘する黒猫かあさんを、黒白の対比を生かした切り絵風の絵で展開していて、最後はホッコリするお話です。
『コッコさんのともだち』は幼稚園に行き始めたばかり時によく読んであげたなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『じぶんでひらく絵本』は4冊セットのしかけ絵本で、1冊目の『おかあさんとこども』は、すべて右ページに動物のお母さんが描かれていて、折り返しを開くと子どもが現れる。

単純な仕組みだけれど、開いた時の絵のつながり具合が上手く、どの子どもも左ページにある文章を読み終わる前に折り返しをめくってしまうはず。
コンパクトで軽いので、持ち歩き用にいいかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

谷川俊太郎さんの本はいくつか持ってますが、不思議な世界の『もこ もこ もこ』は擬音語しかないので毎回違うように読んでみたり
タイトルでドキッとする『しんでくれた』は、生き物の命を頂くという言わば食育の話なのですが、表現がストレートすぎて、非日本人の夫は衝撃を受けていました。

夫がこの本の話を同僚にも話したら、こどもに死の話をするなんてと否定的だったようですが。。そいうや欧米でもこどもに死の話は御法度だったような。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昔からのロングセラー、林明子さんのこどもらしく柔らかで愛らしい絵が好きです。
どれも幼い子の心をすくい取るお話で、やさしい気持ちになれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

荒井良二さんの2冊。
『すっぽんぽんのすけ』は「ござんす」など時代劇的な言い回しが面白いです。
『たいようオルガン』はこどもが描いたような絵でありながら、画面いっぱいに埋め尽くされた色彩が芸術のよう。

対照的に文章は「かぜ きもちいい」「みち ほそい」などシンプルで純粋なこどもの言葉そのもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐々木マキさんの2冊
『やっぱりおおかみ』は、ひとりぼっちのおおかみの子が仲間を探すのですが、最後までひとりぼっちで終わるという絵本としては斬新な内容です。
このような絵本を描こうと思った佐々木さんのお話を聞いてみたい。
目もなく影のような姿のオオカミだし、買うとき息子はあまり気に入らないかもと思ったのですが、なんと今まで何度も読まされています。
『変なお茶会』は完全に私が自分のためにだいぶ前に買ったもので、まだ息子に読んでいません。
オシャレな装丁、レトロな色あい、愉快な発想、ああ、なんてセンス!

そろそろ息子に読んであげよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外国の絵本の日本語版にもお気に入りがたくさんあります〜。
『チキンスープ・ライスいり』はチキンスープを通じてそれぞれの月の楽しみ方を、『りんごのき』は季節の移り変わりを教えてくれる絵本。
前者は『かいじゅうたちのいるところ』で有名なモーリス・センダックの本で、この英語版も持っていますが、やはり英語版の方がゴロがいいです。
『ラチとらいおん』は弱虫のラチが小さなライオンの力を借りて果敢になっていく、世界中で読み継がれている絵本。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大好きすぎるジョン・クラッセンの『ぼうしシリーズ3点』のうちの2冊。

友達から頂きました。

動物たちのぬぼーっとした可愛らしい表情や上品な深みのある色調がとにかく好み!
しかしそれとはうらはらに内容はめちゃブラックです。そこに関西弁の訳。
こどもが大きくなっても私用に絶対とっておくつもり!icon_razz.gif

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界の名作の2冊も好きな画風です。
絵本はまず私がその絵を好きでないと、買っていない気がします。
『ちいさなヒッポ』は版画で描かれた絵が、少ない色数でも野生の荒々しさと力強さを表現。
『おおかみと七ひきのこやぎ』は有名なので色んな人が描かれていますが、フェリクス・ホフマンの繊細な描写が好きです。
どちらも母親のたくましさが描かれたお話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前に読書家の親友にオススメの絵本を聞いたら、石井桃子さんか松岡享子さんか間崎ルリ子さんの絵本なら間違いない、と教えてくれました。

 

確かに彼女たちの文章は、本当に上品で風格があり、哲学すら感じます。
石井桃子さんは日本を代表する絵本作家の一人で、翻訳、創作に100歳になるまで携わって色んな賞を受賞している神のような存在の方。
プーさんやうさこちゃん、ピーターラビットなど、翻訳して日本に紹介したものは知らない人がいないくらい何十年もベストセラーです。

 

 

松岡享子さんはその弟子の様な存在で、石井桃子さんと共同で私的な図書館も設立して、共に子どものために良い絵本の普及に人生を捧げられたのだそう。

 

 

間崎ルリ子さんも私設の図書館を神戸の御影にあるご自身の旧自宅に作って、親友がお子さんとお邪魔した際にご本人にお目にかかったのだとか。
彼女が選んだ世界中の絵本が揃えてあって、ストーリーテリングのための小さい部屋は真っ暗な中にロウソクだけ灯されていて集中して聴けるようになってるらしく、大人は入れないのだそう。
こう聞くだけでもすごく素敵そう!
でも残念ながら今はもう閉鎖されてしまったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

息子は最近は好んで昔ばなしも手にするように。
特有の言葉づかいも勉強になりそうです。
昔ばなしと言えば赤羽末吉さんの絵。断然情趣があります~。
そして石井桃子さんは昔ばなしの文も書かれていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、これは息子のお気に入りの絵本。
『バスでおでかけ』は今は読む回数が減りましたが、前までよく読んでいました。
この本のように、いつか子どもたちに雪をみせてあげたいのですが、もう何年も雪を見ていない私の方が寒さに耐えられなさそう。。

 

 

そしてぶっちぎりのお気に入りは『しょうぼうじどうしゃ じぷた』
もう何度も何度も嫌ってほど読んでますが、今だに飽きませんね〜。
小さい男の子をお持ちの方なら、この本を持ってて間違いなし!

 

 

ちょっと多すぎましたが。。

どれも思い入れがあってなかなか選ぶのが難しい。
おもちゃはあまり増やしたくないけれど、本には惜しみなくお金を使いたいです。

 

 

読書は習慣で、習慣づけは親の役目なので、常に本があるのが当たり前という状況を作ってあげることが大事なんですと。
そのためには、家のリビングに本でいっぱいの本棚がある環境を作ることで、子どもの知的好奇心が刺激され、自然に読書の世界へと入っていけるそう。
もちろん子供部屋にも、なんならトイレにも。
また、親が本を読む姿を子どもに見せるとか。

 

 

絵本といえど、千円以上するものも多いし、たくさん買うと結構な額になります。
最初の頃はAmazonや本屋さんで定価で買っていましたが、最近はブックオフで中古の絵本を買うことが多くなりました。
中古といえどさすが日本、ほぼ新品並みに状態が良いものばかりなので、皆さんも活用してみては~。

子どもたちが大きくなっても記憶に残る絵本に出会えることを願って。

 

 

ではでは。次回は英語の絵本を紹介しようと思います。
まだ続くんかい〜!
 
 

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